iPad/iPhoneを基本機能で青空文庫朗読マシンにする方法

Lisgoに近いことをiOSの標準機能で真似できるだろうか。


青空文庫を「後で聴く」Lisgoで読み上げてみました - W&R : Jazzと読書の日々
吉川英治宮本武蔵」が青空文庫に登場。これは必見です。「後で読む」のPocketに対応した音声化アプリ。Pocketに入っている文章を朗読します。むっちゃ面白いです。体験版は20分の制約付き。とりあえ...
意外と聞き取りやすいLisgo。しかし、体験版20分の壁は厚い。そんなわけで、無料で似たことをしてみようという実験です。Pocketの読み上げは標準装備でも可能なのか。



「選択項目の読み上げ」という機能がiOSには付いてます。読み上げというからには朗読。これは使えるかもしれない。設定アプリを立ち上げ「一般>アクセシビリティ」に入ります。ここの「選択項目の読み上げ」をオンに。読み上げ速度もカメかウサギか選べます。



次にPocketを立ち上げます。どれか文字を長押しし選択状態に。これだと全文は読まないので、その選択状態の左端をさらに左に引っ張ります。欄外に行けば、全文選択になる。



このとき、コンテキスト・メニューの「Speak」を選べば、これが「選択項目の読み上げ」。選ばれた範囲を次々と音声化していくのですが・・・、いかにも合成音という感じがしてしまう。英語はそれなりに聴こえるのに、日本語についてはまだまだかな。「Speak」のところをタップすると「Pause」になり、もう一度押すと一時停止になります。
それでも朗読はしてくれるので、長い文章はこれに期待しましょう。ちなみに、Safari青空文庫を直接読ませると、ひらがな混じりのところは日本語なのに、漢字が連続すると中国語に変わることがあります。Pocketなら日本語で読み上げるので、こちらがいいかも。