Textwellで本文を保存するアクションSaveFile(強化版)

メリー・クリスマス!


Textwellに「ファイルに保存」の機能を追加してみる SaveFile
定型文のストックにどうぞ。本文をアクションに変換します。Textwellは「下書き」に特化したエディタなので、文章を残したい場合は他のエディタに保管することになります。これ、Textwellに文章を戻...
「大リーグボール2号は水に弱い」。そんなことオズマに言われてもまだ80%です。Textwellにも「ファイル保存」の方法はある。SaveFileを使えば「ファイル」として扱える。しかし、所詮はアクションの変形で、融通が利かない。いや、果たしてそうなのだろうか。アクションだからこそ、弱い部分を補いうるのだと気づきました。



使い方は従来通り。本文を文書アクションに変換します。このアクションが「保存されたファイル」と同じ働きを担う。また、範囲指定している場合はその範囲を「ファイル」に変換します。「.」で検索すれば絞り込める仕組みもそのまま。

mode=(T.range.len)? 1:0;
head=(mode)? "◆.":"■.";
name=(mode)? T.current:T.line(1);
desc=(mode)? T.current:T.text;
text=desc.replace(/%/g,"%25").replace(/\\/g,"%5C").replace(/\n/g,"%0A").replace(/"/g,"%22").replace(/</g,"%3C");
src="content=\""+text+"\";\n\ncommand=(confirm(\"置き換えますか\"))?\"replace\":\"insert\";\nT(command,{text:decodeURIComponent(content)});";
location="textwell:///importAction?iconTitle=Bookmark&translucent=true&title="+head+encodeURIComponent(name)+"&source="+encodeURIComponent(src)+"&desc="+encodeURIComponent(desc);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/khhj7me



一つ目の強化点はプレビュー。文書アクションの「説明」に本文を入れてみました。アクションの右横につく(i)。ここをタップすると、保存されている中身を覗くことが出来ます。開けなくても内容がわかる。うっかり別のファイルを読み込むリスクがこれで減ります。



二つ目は読み込みモード。文書アクションを実行すると「置き換えますか」と尋ねてくる。「OK」を選ぶと、すでにある文章を消して新規に読み込みます。「キャンセル」を選ぶと、カーソル位置に差し込み。定型文の挿入を想定し、使い分けできるようにしました。


他のエディタだと「開く」と「定型文」は別々のインターフェースになっている。パソコンの頃からそれが当たり前だと思っていました。でも、どうだろう? 何に使うかは、使うときでないと分からない。長文を章ごとに推敲するかもしれないし、全体を連結するかもしれない。すると、読み込むときに動作を決めるのが自然です。そのときのユーザーの文脈に委託する。そんなインタラクション・デザインを今回は採用してみました。