Textwellで二つの文章を交互に編集する Switch(簡略版)

コードを少し変えたので。


二つのテキストを交互に編集するTextwellアクション Switch
並列処理アクション。MyScriptsならオフラインでも使えますが、今回はオンライン前提。DraftPadで常用していたものの、webdelegateを挟むので移植を躊躇していました。でも、作ってみま...
ネット上のサーバーを噛ませるバージョンです。サーバー側を書き換えたので再度紹介。Dropboxにsw.htmlというファイルを置き、それを呼び出しています。sw.htmlの中身は下記の通り。前回は条件分岐を多用していたのですが、今回は消しました。webdelegateを使い、Textwellの内容をローカル内に保存。ネット上にデータを流さない仕組みです。

<title>Switch!</title>
<script>
function main(){
text=localStorage.text || T.current;
localStorage.text=T.text;
sel=T.text.length;
loc=localStorage.loc-0;
localStorage.loc=T.range.loc;
len=localStorage.len-0;
localStorage.len=T.range.len;
T("replaceRange",{text:text,replacingRange:{len:sel},selectingRange:{loc:loc,len:len}});
}
location="textwell:///webdelegate?init=main";
</script>


Textwell 1.1.7
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \300 (Sociomedia)

Textwell側のアクションは下記のようになります。

<title>wait...</title>
<script>
location="https://dl.dropboxusercontent.com/u/56343898/sw.html";
</script>

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/m7kojwg



このアクションを実行すると、今書いている文章を背面にしまって、もう一枚新しい画面を用意します。そちらにも文章を書ける。Textwellの操作が普通に使えます(裏面がクリアされているときに限り、カーソル行または選択範囲が貼りつく仕様にしました。心機一転の書き直しに使える。まったくの白紙にしたいときは空行で実行)。



もう一度アクションを実行すると、背面にしまった文章が復帰します。表と裏。それを交代に編集していける。これを繰り返しているうちに、きれいはきたない、きたないはきれい。どちらが裏で、どちらが表やら。そうした区別はただシニフィアンの作り出す幻影。


とはいえ、どちらかを本文にして、もう一方を作業用に使うことが多いですけどね。一面は一面を超えない。でも二面になると空間は無限の柔軟性を帯びる。質的に変化します。スクリプトに直接localStorageが使えればオフラインでも使えるんだけど、DraftPadのとき途中から動作しなくなったので、不具合の要因になりやすかったのかな。
注意:初めての起動のとき内蔵ブラウザが閉じないようです。手動で閉じて再度Switchを走らせてください。以降は通常動作します。いま作成中のアクションと連携予定。