iOS版GoogleKeepのURLスキームについて覚え書き

まだ誰も知らない。


今度のKeepは使えます

Google Keep - 思い付いたら、どこにいてもメモ 1.2015.43401
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Google, Inc.)

付箋メモのクラウドシステム、GoogleKeep。前回は「動くだけ」だったのが、今回iOS環境に溶け込む機能を実装しました。どこからでも共有ボタンで転送できる。通知センターでメモの確認ができる。この2つで大きく変わります。これは便利です。


URLスキームの詳細

通知センターでアプリを呼び出すには通常URLスキームが使われます。呼び分けているから、そのオプションが隠れているのでしょう。公式に情報はありません。でもNOTE/LIST/PHOTO/AUDIOを作成するんだから、そのまま英語で書くんじゃないか、と。

comgooglekeep://createNOTE
comgooglekeep://createLIST
comgooglekeep://createPHOTO
comgooglekeep://createAUDIO
はい、ドンピシャ。上記書式で動きました。


直接開くメモリンク

しかも通知センターから個別のメモも呼び出せる。ということは、そのためのURLスキームもあるはず。どういう方法を使っているか推理してみます。
SafariでKeepを開きメモをタップすると、URLアドレスが下記形式になります。ノートごとに識別番号が付いています。この番号、怪しくないですか。

https://keep.google.com/#NOTE/1234.5678
前半をURLスキームに置き換えると、アプリで該当メモが立ち上がり編集状態になる。ほほお、メモリンクになります。これは何か応用できそうだ。

comgooglekeep://#NOTE/1234.5678

投稿用のスキームはまだ見つかっていません。でもiOS9では要らないのかも。いたるところに「共有」があり、SafariのURLアドレスでさえ転送できる。Pocketみたいに使えます。TextwellならShareアクションで転送可能。「とりあえずメモ」に最適です。


PDAとしてのメモ・システム

「いま必要なモノ」だけを残し、後はアーカイブするシステム。wri.peで馴染みの二重構造を採用しています。ゴミ箱がない。本当はあるけど、デザインが隠して見せない。この意味は大きいです。メモが「いつか必要なモノ」としてアーカイブに残る。検索すれば前に出てくる。長く使うほど、データが生きるシステムになっています。