Markdownをマインドマップに変換するアプリ iThoughts

右脳がこそばゆい。


まずは無料で

iThoughts2go (mindmap) 3.6
分類: 仕事効率化,教育
価格: 無料 (toketaWare)

トピックをネットワーク状に配置するマインドマップフィンランドでは「カルタ」と呼ばれ、小学校の授業で習うそうです。連想が連想を呼び、ネットワークが広がっていく。ツールの助けで全体像が見渡せる。脳みそから変なパルスが出そうなくらい楽しい。
ただ、デジタルではダメなんですよ。入力自体で疲れます。便利なのはわかるけど、発想するまでに息切れを起こしてしまう。なんとかならんか。URLスキームは「ithoughts:」。


そこでTextwell

Textwell 1.5.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

じゃあ、いつも通り、Textwellに任せましょう。iThoughtsはMarkdown形式に対応し、見出しの構造がマインドマップになる仕組み。#の数に合わせて段差が変わります。この性質を利用し、Markdown変換するアクションを作ってみました。

Import Textwell ActioniThoughts(M↓)


入力形式

Markdownのままでも良いのですが、どの行にも#を付けるのが面倒。楽したい。このアクションでは次のルールで階層化することにしました。

  • 一行目は親トピックと見なす
  • 空行後の一行目も親トピックとする
  • 二行目以降は子トピックになる
  • 先頭に空白を2個置けば孫トピックになる
  • 先頭に空白4個なら曽孫とする
要するに、箇条書きすればグループ化され、空行を挟むと別グループになる方法。とりあえずiThoughtsにパーツを書き出すことを優先しました。


アクション実行

アクションを起動すると 、Markdown化したリストをクリップボードに保存し、iThoughtsを起動します。クリップボードをマップに貼り付けて完了。
トピックにトピックを重ねると関連づけの変更になります。トピックを選択し「新規」でトピックの追加。右下のゴミ箱を長押しするとトピックの削除になります。iThoughts自体は直観で使える仕様なので、操作しているうちに覚えちゃいますね。


Markdown出力

右上メニューの共有ボタンが、画像やOPML形式での出力に対応しています。この中にMarkdownもある。「共有」の「他のアプリで開く」にあります。Textwellにも対応していて、マインドマップがテキストとして取り込めます。結構面白い。
OPML形式でTextwellに出力し、それをWorkFlowyに貼り付けることも出来ます。本当は、直接iThoughtsとWorkFlowyで往来できれば楽しいんですけど。今はテキストエディタの仲介が必要なので、少し残念。お好みのエディタをお使いください。


まとめ

iThoughts (mindmap) 3.5
分類: 仕事効率化,教育
価格: \1,400 (toketaWare)

無料版はトピック数の上限が20個まで。大まかな筋立てには十分ですが、細かな発想は練れない。その場合は有料版なんですが、お高いです。値段のせいで知名度が上がらないので、まず触ってもらおうと無料版を出したのでしょう。いい作戦です。確かにiPhoneの狭い画面でも苦痛なく扱える。なんとか、上限を超えずにマップを作れないものか。