カードスタイルで文章を構築する:CardyをTextwellにも広めたい

作らねば(使命感)。


Textwell版Cardy

Textwell 1.5.4
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Cardyが気に入ったのでTextwellにも取り込みました。と言っても、StyleFlowyを書き換えただけです。Textwellの内蔵ブラウザでWorkFlowyを使う。そういう安直なアクション。OSX版Textwellでも使えるから面白い(ただし、ロードマークが出たままになる不具合あり)。「組み立てる」という表現が合う文章作成法です。

Import Textwell ActionCardy


起動

最初にMemo/Card/Noteの三つのモードが表示されます。どれを選んでもデザインはCardyになります。キャンセルしたときだけ、通常のアウトライン表示。

メニューは、Textwellの本文をどの形式に加工するか示しています。トピックに貼り付けるとき、それぞれ異なる挙動をします。

  • MemoはMemoFlowy形式。先頭の空白の数で段差を付けます。
  • Cardは情報カード形式。段落をカード単位に変換します。
  • Noteはノートに書き込む形式。ファイル保存の代わりにどうぞ。


並べ替え

Cardyのキモはカード形式での執筆。カードの中に付箋を貼り付けていくイメージです。二つのトピックが並んだ状態から、下のトピックの段差を下げる。すると、一枚のカードになります。行単位で並べ替えることもできるし、カード単位での移動もできる。トピックは二本指でドラッグしてください。スクロールがブレる不具合を回避できます。


出力

内蔵ブラウザを閉じると、そのとき開いているトピックがTextwellに取り込まれます。

  • Replaceはプレーンテキスト。推敲してはWFに戻し、バージョンを重ねる。
  • Markdownは、見出し行に####を付けます。モブログが捗ります。
  • Notesは、表示されているノート部分のマージです。章ごとに書いて結合。
Textwellじゃないと出来ないことはTextwellで。それでいながら、WorkFlowy側には思考のプロセスが残る。このコンビネーションに死角はない。


カード型思考

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大学ノートに一行ずつ発想メモを書いていた頃を思い出します。カバンにノートを入れて、そこにアイデアを書き込んでいく。昔々、まだノートパソコンもなかった時代の話です。だから持ち歩くのは大学ノートで、それが「エディタ」でもあった。書いたメモに記号をつけ、グループ化し、パソコンに入力。ファイルを情報カードと見なし、マージして文章にまとめました。

Cardyはその段取りを視覚化しています。これは楽しい。