Textwellではかどるライン・ライティング Concat
行単位で書く。アウトライナーで染まってしまった習慣です。でもこれってiPhoneに合いませんか。箇条書きにするとそれが文章になる。そんな執筆方法を考えてみました。
ライン・ライティング
アイデアを箇条書きにする。読点を打たずに書き並べます。iPhoneのキーボードは句読点が打ちにくい。だから改行で一文と見なします。
Textwellは二本指でタップすると行選択になります。コピペで編集しやすい。公式の Move Line Up/Down を使うとさらに便利です。文章をプログラミングしている感じがする。
Concat
今回のアクションがConcat。空行から空行までを段落として連結します。読点も付けます。これは使ってみないとニュアンスが伝わらない。今までなかったタイプのツールです。
使い方
箇条書きしてアクションを実行。するとメニューが出ます。メニューは文字数の表示になります。この文字数をタップすると段落生成。空行を段落の切れ目とみなして連結します。
ただそれだけではメリハリがつかない。それでMarkdownに擬似対応しています。Markdown記法の行は連結の対象から外します。見出しやリストは箇条書きのままになります。
行分割
変換を元に戻せるように、メニューにはUndo/Redoを付け加えています。これだけのために使ってもいいかもしれません。
さらに逆変換も組み込みました。Concatを実行する行が読点で終わっているとき、行単位に分割します。アウトライナーに貼り付けるケースを想定しています。
まとめ
FirePadのカード表示が便利なので、Textwellにも取り込んでみました。短い文章であればScrivenerのコルクボード代わりになります。4000字くらいなら楽勝。一番悩んだのが命名でした(w...
アイデアを作るには書くしかありません。同じことでも何度も書くとたまに鉱脈に当たる。その繰り返しです。最初のアイデア出しは殴り書きです。昔は大学ノートに書いていましたが、いまはTextwellです。とにかく書く。なおかつ再利用しやすくする。箇条書きの利点はここにあります。
これを元に段落を作りAriaで整える。そういう作業の流れを考えています。