3月の曲

日差しが緩んできた。これからは暖かくなるのかな(2010年分はこちら)。


DAYDREAM デイ・ドリーム
DOWN BY THE SALLEY GARDENS 柳の庭のほとりで
WHEN YOU WISH UPON A STAR 星に願いを
EVERYBODY NEEDS SOMEBODY エブリボディ・ニーズ・サムボディ
JOY SPRING ジョイ・スプリング


あの大震災から一年が経ちました。東北の冬は終わりを告げ、春へと向かってるのだろうか。心配なんですけどね。復興すべき場所と、しばらくは凍結すべき場所があると思う。津波に故郷を奪い取られた人たちもいるし、放射性物質を吸収したカビが舞い散る街もある。東京では、それとは関係なしの政権抗争を繰り返すばかりで、何も捗らない。除染に予算をつけても、省いた土の上にさらに新しい放射線物質が降り積もるだけ。誤魔化しながら暮らしても、蓄積された歪みは修復の出来ない状態になれば地表に姿を現す。これで春は来るのだろうか。


http://youtube.com/watch?v=59J6x6MInPw

Ten Fingers One Voice
ビリー・テイラー (1999/1/12)

Arkadia Jazz
音楽 - 189,395位
それでも春は来てほしい。それは、ただ「冬」を受け入れるのではなく、自分自身の「春」を思い浮かべるところから始まるのかも知れない。今の状況ではない未来のイメージ。「春」は想像力なんだと思う。「まさか、そんなことになるとは」と驚くのは、事故が起こったときに既に経験済み。これから起こることも「想定外」で済むなら良いんだけど。
曲は「ジョイ・スプリング」で、まだ来ぬ春を想う唄。ビリー・テイラーのピアノです。本当は動画での相棒モンティ・アレクサンダーのCDを探したけど、分からず。独立革命に揺れるジャマイカからフロリダに家族で移住し、親兄弟を養うためにピアニストとして生計を立てた。レイ・ブラウンにその才能を認められ、今ではオスカー・ピーターソンの後継者として活躍してる人。音楽するのが大好きなのが伝わってきて、ほっこり出来ます。


まだ梅も見てないけれど。