LaunchCenterPro3.0はShortcutsと組み合わせるべし

ランチャーの老舗が新しくなりました。


LaunchCenterPro

Launch Center Pro 3.0.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Contrast)

基本機能が無料になりました。連携を深めるなら課金する方式。ユーザーのニーズに合わせて段階があるようです。時刻や場所をトリガーにアプリを起動できたりします。全体のアンロックは3,600円。うーん、これはお高い。とりあえず無料で使ってみましょう。


ランチャー機能

通常はメニューアプリです。URLスキームを登録してアプリを起動する。URLスキームがわからなくてもLaunch自体がデータベースを持っています。「Action Composer」から「All Supported Apps」起動し、上段の検索窓からアプリ名で絞り込みます。

これでURLスキームを自動登録してくれる。URLスキームを調べる用途でも使えます。アイコンも用意してくれる。通知センターにも置ける。至れり尽くせり。


URLスキーム

x-callback-url Support – Contrast Help
The x-callback-url specification is a standardized means of specifying inter-app communication on th...

Launchは「launch:」で起動。オプションが数多く、変わりどころでは「調べる」でしょうか。内蔵辞書を検索できます。Textwellから呼び出すアクションは下記になります。

url = "launch://define?text="+T.stdin.currentText;
T(url);

Import Textwell ActionDefine


Shortcutsの玄関口

でも現在における存在意義は別かも知れません。それはShortcutsの入り口となること。LaunchからShortcutsのレシピを起動できる。Shortcutsは多機能ではあるけれど、レシピが増えてくると管理が大変です。ランチャーでグループ化しましょう。

LaunchのSettingsに「Import Shortcuts」があります。これを使うとShortcutsに「Add Shortcuts」というレシピが作られます(下記リンクでも可)。このレシピを起動すると、ShortcutsにあるレシピをLaunchに登録します。ホーム画面より起動が速い。

https://www.icloud.com/shortcuts/9de3eccc2d1548e49973e7e4bcb4bef2


まとめ

Launchはランチャーではあるけどシステムの機能も呼び出せる。通知センターにリストを置ける。サポートする範囲がとても広い。そしてShortcutsの管理もしやすくなる。LaunchとShortcutsを組み合わせれば「自分だけのアプリ環境」を構築できます。