iPadで水彩画に挑戦 水彩forANA

仲良きことは、美しき哉。


水彩 for ANA
水彩 for ANA - Webproduce Corporation

「水彩 for iPad」の無料版。製品版は色の混ぜ合わせが出来るけれど、こちらはデフォルトの24色しか使えない。ここがちょっとなあ。クレヨンで塗り絵な気分。使いこなせる人には充分だろうけど。
http://www.nttdata-r.co.jp/product/suisai/ipad/ana/index.html



毎月ANAから下絵が提供されます。飛行機の写真だったり、海外の街並みだったり。これをもとに絵の具を塗っていく。塗り終わって、レイヤーで下絵を消せば出来上がり。理屈は分かるけど、やってみると難しい。描いた覚えの無い抽象画が出来ちゃった。本当にこの方法でうまくなるかなあ。ただ、写真を残すと、それっぽく見えるから困る。
・まず「新規作成」で開くか、下絵を選んで「編集」。
 (広告は、描き始めると消えるので、気にしなくてOK)
・「インポート」でカメラロールから写真を取り込む。
・「ブラシ」で絵筆・鉛筆・スプレー・ぼかし・バケツを選ぶ。
・「パレット」で色と、水分量/絵の具量の比率を選ぶ。
 (絵の具量を少なめにすると、色が滲み合い水彩画っぽくなる)
・「モード」で曲線や直線、四角、丸を選ぶ。
・「レイヤー」のチェックマークで、一時的に描画/下絵を切り替え。
・「情報」のヘルプで、簡単な機能説明を表示。
・ピンチ・インすれば拡大表示。二本指でスライドさせることも出来る。
・「ギャラリー」に戻り、「エクスポート」でカメラロールに保存。


このアプリで面白いのは、iPad自体を回転させると、下絵を逆さまにできること。そういえば、絵画の練習方法に「写真を反対にしてスケッチする」というのがあったなあ。ああいう感じです。対象をありのままに見る。正位置で見ると、人間は自分の「概念」、思い込みで見てしまうんですよね。逆さまだと、そのフィルターが使えず、見たとおりに線が引ける。やあ、理屈は分かるんですけどねえ。


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なるほどなあ。カボチャの絵を描いて、武者小路実篤風の色紙を作るのも風流か。


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