iPadでみるみる英語が身につく Qwiki

一人で出来る生涯教育(笑)。


Qwiki 1.0.7App
カテゴリ: 辞書/辞典/その他 価格: 無料
更新: 2011/05/21

本来は、Wikipediaを読み上げてくれるアプリ。AltaVista創始者ルイス・モニエルが再挑戦した映像検索サービス。本文中のキーワードに合わせ、写真を切り替えながら解説します。ただそれだけですが、侮るなかれ。当社比(?)的には最強の英語学習アプリじゃないだろうか。
http://www.qwiki.com/



試しに右上の検索窓から「iPad」を調べてみた。本体内蔵の合成音でWikipediaを読んでいきます。画像が次々と出てきて、読み終わると関連記事へのリンクが現れます。Wikipedia内だけでなく、YouTubeも検索されて出てくる。気になって調べたことだから、それに関連する記事にも新しく興味が湧いてきます。どんどん知らなかったことが「知ってること」に変わっていく。それだけでも視聴覚教育に最適。


でも、このアプリ、英語だけです。日本語は調べられません。ところが面白いもので、画像が表示されると英語って聞き取りやすくなるんです。考えてみたんですが「言葉」って、知らないものについては手掛かりが無い。「言葉」は、既に知っているものへのインデックスです。音だけでは、それが人名なのか地名なのか、はたまた発明されたばかりの新製品なのか、見当がつかない。
けれど、画像が並列して提示されると別です。「ああ、これか」と分かる。実は分かった気になるだけですが、そのまま進むと「分かる」が来るのです。これが不思議ですね。一段落ついたところで、画像が何だったか分かる。たぶん、音を消して画像が流れていくのを眺めても、その記事の内容は掴めない。やってみたけど、継ぎはぎの映像ではアタック25の最終問題のように分かりにくい。意味付けが出来ない。やはりそこには「言葉」が要ります。その「言葉」として、英語のリズムが自分の身体に入ってくる。これが、このアプリを活用する副産物になりそうです。