iPadで字幕付きDVDを鑑賞してみました GPlayer

VLC media playerにデザインが似てるんですけど。


GPlayer Lite 1.0.00App
カテゴリ: エンターテインメント  価格: 無料
更新: 2011/06/29

mp4以外の動画フォーマットに対応したプレーヤ・アプリ。aviやwmv、f4vはいつも通りで、mkvも再生します。他のアプリからOpen Inでファイルを転送してこれる。ただ、mp4も自前でデコードするみたいで、音ズレが起こります。他のフォーマットは気にならないのに、mp4だけは向いてないみたい。
http://gplayersupport.wordpress.com/



さて、映画DVDの再生の仕方。
・まずDVDをHandbrakeでmkvフォーマットに変換。
 http://handbrake.fr/
・右タブに並ぶPresetsから「AppleiPad」を選択。
・formatは「MKV file」で。
・Subtitlesタブで「Japanese」の抽出を忘れずに。
・以上の設定で、変換スタート。
・MacbookAirでも一時間半は待ちますね。映画と同じ長さ。
・変換が終わったら、iPadをパソコンのiTunesに繋ぐ。
iPadのAppタブからGPlayerにファイルを保存。
iPadでGPlayerを起動すれば、ファイルが入ってます。
・動画再生中、メニュー右端のボタンで字幕を表示出来ます。


映画一本が720MBくらい。ものによって違うんでしょうけど。もちろん個人使用でなければ、DVDの変換をしてはいけません。ただDVD自体、古くなると再生出来なくなるし、気に入ってる映画はいつまでも残しておきたいもの。
映画って面白いもので、観る側の年齢に応じ、語るメッセージが変わる。こちらが成長すると、映画も成長していく。まあ、深く読み取れるようになるんでしょうけど。若くて多感なころ心を揺るがされた映画は、今見ると、また違う意味で考えさせられる。映画は、命を持った生き物のようです。
でも、昔みたいな名画座が無くなり、レンタルビデオ店も軒並み潰れ始めた昨今、古い映画に触れる機会が減ってるんですよね。CMで押し付けられた映画しか見ないのでは、もったいない。今の若い人たちにも「映画」はちゃんと生きてるのかな。


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ハリソンくんが若い。アメリカの映画は、異文化共存を描こうとすればどこかで失敗に終わる。基本が「排除」にある国。ネイティヴ・アメリカンを排除し、ベトナムを排除し、タリバンを排除した。負けることの出来ない国。いつも恐怖に追い立てられている。
その中で、ブレードランナーは「負けること」の美しさが描こうとしたのだと思います。負けることで、分かり合える道が開ける。でも、開きかけたところで、どうも失敗した感じがして、何度も推敲され、なかなか決定版となれないんですよね。その未完成感が、この作品にいろいろ語らせるのだろうな。