8月の曲

あれ? 風に秋が混じってきてます(2009年分はこちら)。


WATERMELON MAN ウォーターメロン・マン
UNDER A BLANKET OF BLUE 青空の下で
OVER THE RAINBOW 虹の彼方に
AGUA DE BEBER おいしい水
BEGIN THE BEGUINE ビギン・ザ・ビギン


日が暮れるのが少し早くなり、夜も深みを増してくる。去年の8月を見ても、iPadJailBreakして使ってますね。8月はダークサイドに誘われるからなあ。あぶないあぶない。選んだ曲も「いまここでない何処か」に憧れる歌ばかり。暑いからきっと旅に出たくなるのでしょう。虹の彼方や南国の島を夢見てる。気温が高いと、魂が朦朧とし始めるのかもなあ。勝手に魂に出て行かれては困ります。冷蔵庫からアイスコーヒーでも出して、沸騰するこの身を冷ましておかないと。



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で、出してみたのが「おいしい水」。この、清涼飲料水のようなタイトルの曲。名前に騙されてはいけません。そんな爽やかソングではないのです。生きることへの渇きに苦しむ歌なのだから。
ゴンザロ・ルバルカバ。キューバからやって来た天才ピアニスト。1989年スイスのモントルー・ジャズ・フェスに参加し、世界中の注目を集めました。キューバアメリカと国交断絶してるから一筋縄には行かないけれど、ソ連崩壊がその後に来るからかな。比較的自由に世界を旅することが出来るようになる。そしてこの1995年ライブ。ハービー・ハンコックロン・カーターとともに出演し、ジョビンの名曲を弾いています。ほら、ピアノが別の楽器になったかと思うくらい。疾走感が違います。なんでこんなふうに弾けるんだろうなあ。
http://www.g-rubalcaba.com/


アーーーー、アツイ