MY ONE AND ONLY LOVE

夕暮れが桜色に染まる季節。


http://youtube.com/watch?v=Nm9S5hGFPEU
MY ONE AND ONLY LOVE
1952(Robert Mellin / Guy Wood) 解説ページ


君を想いながら僕の心が詩を歌う
四月の風が翼を羽撃かせるように
すると、君が目の前に現れたんだ
僕の、たった一人の、愛しいひと


夕闇が迫り不思議な魔法に包まれ
夜は声を潜め、君は僕の腕の中に
ただ感じる、唇の優しい温もりを
僕の、たった一人の、愛しいひと


君の手に触れられ天へと導かれる
こんな気持ち今まで知らずにいた
囁いてほしい、君は僕のもの、と
僕が呟くたび君の頬が紅く染まる


この渇きは誰にも満たせはしない
キスするたび僕の魂は焼け焦がれ
身も心も甘美な奈落に墜ちていく
僕の、たった一人の、愛しいひと


Montreal Concert 1982
ソニー・ロリンズ (2009/3/17)

Gambit Spain
音楽 - 144,344位
前回は妄想にニヤニヤしてる感じに訳したんですが、今回は「リア充、爆発しろ!」な解釈にしました。春ですし。四月で、みんな浮かれて爆発してるんじゃないかと。どうぞどうぞ、こんがりとお焼けください。
んで、以前の紹介はソプラノ・サックス版だったので、改めてソニーロリンズで。テナー・サックスの野太いメロディがシンプル。この曲自体の甘やかな叙情がストレートに表現されてます。無駄なく美しい。そう油断してると、来るんだもんなあ、ロリンズ節が。ソロ・パートの自分勝手はあんまりでしょう。後ろでドラムのデジョネットが困ってそう。全然別の曲のサビをメドレーで繋げ、最後にメロディに戻りそうで戻らない。投げっぱなしのイントロ・クイズです。これでもOKなのが、ロリンズ先生の強み。たった一人の、自分だけの音楽。