iPadのSafariを拡張するブラウザ ScriptBrowser

いろんなブラウザがあるけど、やはりSafariが便利。それはJavascriptが使えるから。ブックマークレットに対応してないと、痒い所に手が届かなくてモヤモヤします。ただ、どんなに補強しても、スクリプトでは難しいこともある。


ScriptBrowserPlus 1.2.0 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: ユーティリティ   価格: ¥0
販売業者: UNI-LABO Co.,Ltd.
そんな、Safariの弱点を補ってくれるブラウザ。無印にバグが発見され、Plusが付いての再登場です。携帯アプリを作ってる会社が自社ユーティリティを公開したもの。Safariからは、以下のブックマークレットで呼び出すことができます。

javascript:location.href='sb'+location.href;

http://www.uni-labo.com/hp/index.html



使い方は、タブをドラッグしてコマンドを選ぶ方式。最上段のタイトルをプレスすると「Source / Edit / Image / Remove」の四項目が出てくる。そこにドロップ。「Remove」はタブの削除として、残る3つが超便利。



まず「Source」。ソースコードを色付きで表示します。色付きは見分けやすい。検索機能や折り返し表示にも対応してます。必要な部分だけのコピーも可能。こうしたソースコードは、ブックマークレットを作るとき不可欠。今までパソコンに頼ってたところをiPadで完結することが出来ます。



次に「Edit」。同じくソースコード表示ですが、こちらは直接書き換えができます。また、書き換えたコードを実行し、HTMLがどう表示されるか確認できます。全文コピーしたい場合は、こちらのモードが楽ですね。



そして「Image」。ページ内の画像を一覧表示し、選択ダウンロードができます。カメラロールに保存される。画像サイズを調べるときにも使えます。全部選択のボタンも付いてます。



左上の歯車ボタンでChromeFirefoxのふりをし、モバイル用表示を回避できる。たとえばRead It Laterのページもちゃんと出てきます。さらに、右下の拡大ボタンでフルスクリーン表示になり、画面を広く使えます。
でもまあ、ブックマークレットに興味がある人向けですね。ソース内のIDを調べ、抜き出し用のスクリプトを作るとか、そういう用途。埋め込まれた動画のリンクを調べたり、カッコいいデザインのスタイルシートを真似したり、インターネットを斜め下から楽しむブラウザ、ってことになるかな。