「すべきこと」を「やりたいこと」に変えるiPadアプリ Nozbe公式版

クラウドGTDツールとして有名なNozbeから無料版が出ました。


Nozbe 1.0
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: 無料 (Nozbe.com)

GTD(Getting Things Done)とは、仕事からストレスをなくす方法です。ストレスとは「やるべきことが一杯ある!」という思い込みです。その思い込みが人を萎縮させる。でも、ある方法を使うと「一杯」ではないことに気づきます。それがGTDという技法です。


Impress Japan: iPhone×iPad クリエイティブ仕事術 本当に知りたかった厳選アプリ&クラウド連携テクニック
\1,680 (本体 \1,600+税)品種名:書籍発売日:2010/08/23発売ページ数:288Pサイズ・判型:四六判著者:倉園佳三(「インターネットマガジン」元編集長/IT コンサルタント) 著...
GTDについては、この本に詳しく書いてあります。しかも、Nozbeの章は無料ePubとして公開されています。でも、アプリを自由に触っていれば何とかなるかな。



まず「すべきこと」を書き上げます。ここは普通のToDoアプリと同じ。それを「いま出来ること」と「今は出来ないこと」に分類。実は「すべきこと」のほとんどは「今は出来ないこと」。それについて考えるからストレスになるわけ。ここを忘れてしまえばいい。「いま出来ること」に集中する。すぐ出来るから、これには達成感がある。
Nozbeでは、Inboxにタスクを書き上げ、☆マークをタップすると「次のアクション」のところにタスクが表示されます。これが「いま出来ること」を表しています。



では「今は出来ないこと」をどうするか。これも2つに分けます。「他の人の仕事が済まないと出来ないこと」と「期日が来ないと出来ないこと」。そして「どちらでもないこと」。
Nozbeのタスクをタップすると詳細画面になります。ここで「コンテキスト」や「日時」を指定します。「他の人」を待つ場合はコンテキストで相手の名前をタグ付けする。「期日」の場合は「日時」でカレンダーに登録する。それ以外は何もせずそのままに。



そして最後に「プロジェクト」を使い、タスクをグループ分けします。プロジェクトには「自分がしたいこと」を書きます。「したいこと」を実現するために「すべきこと」がある。タスクを段取りの順番を並べ替えます。プレスして移動させる。順番が見えると「次にすべきこと」が分かります。片付いたタスクはチェックマークをタップして消していく。
こうして、「次にすべきこと」に集中すれば、手際良くタスクが消化され「やりたいこと」が達成する仕組み。この仕組みに載らなかったタスクは、はっきり言えば「しなくてもいいこと」なので、余裕があるときに取り掛かればいい。そういうコンセプトです。


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"連携がすばらしい Nozbeをえらんだ理由は、他サービスとの連携がすばらしいからです。 DropBoxやらEvernoteやら。 しばらく無料でやってみます。 いやー、なんかわくわくしますね。" -...
Nozbeを使うにはアカウント作成が必要です。ぱっと見、有料サービスですが、右端の「無料アカウントでトライアル」で登録すれば、無料で使うことができます。ただし、同時に進行できるプロジェクトは5つに限定されます。個人としてはそれでも十分。