Bobby McFerrin & Chick Corea "Spain"

たぶん日本人だけだろうと思うんです。「必殺仕事人」を思い浮かべるのって。あの時代劇のBGMにアランフェスを持ち込んだ人は天才だよなあ。何の共通点もない。でもこのスペインで作られた楽曲の持つ緊張感と気怠さ。必殺稼業の雰囲気をよく表している。



Bobby McFerrin & Chick Corea Duet "Spain" - Jazz à Vienne 2012

Play [Import, Live]
作者: チック・コリア
価格: ¥ 761



動画のほうは去年ウィーンで開かれたライブです。マクファーリンとチック・コリアが『Play』を出してから20年。「あの時の曲をもう一度」というわけで「Spain」なのでしょう、ウィーンなのに。二人とも年老いている。マクファーリンも、途中から声が出なくなってるんじゃないかな。
それでも二人がセッションをすると「ジャズ」になります。ありがちなスイングはここには入らない。原曲を崩して噛み砕いて、美しい音の流れを生み出す。


SPAIN
ブラジルと来たら、次はここでしょう。って、いつから観光案内ブログになったんだ?SPAIN1971(Chick Corea) Anatomy of SoulI can recall my desireE...
曲の解説についてはこちらをどうぞ。というか、この曲に歌詞があるのが不思議。とてもじゃないけど、息継ぎのしどころが無くて、歌えるものじゃありません。