Textwellに「裏紙」を持たせる切り替えアクション B-side

連日の暑さに脳もスモークサーモン。


Textwell 1.2.4
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \300 (Sociomedia)

「裏紙」を作るアクションとしてSwitchやSwitchTextがあります。いま書いている文章を一時的に裏に回し、別のテキストに取り掛かる。今回もその変形。ダミーとして、Yahooの画像サーバーに空アクセスする方法を思いついたので実験しました。

T.loadlets([
  {title:"【B-side】",
  fn:function(){
    T("done");
  }},
  {title:"Replace",
  fn:function(){
    text=localStorage.text || "";
    localStorage.text=T.text;
    sel=T.text.length;
    loc=localStorage.loc-0 || 0;
    localStorage.loc=T.range.loc;
    len=localStorage.len-0 || 0;
    localStorage.len=T.range.len;
   T("replaceRange",{text:text,replacingRange:{len:sel},selectingRange:{loc:loc,len:len}});
  }},
  {title:"Insert",
  fn:function(){
    text=localStorage.text || "";
    T("insert",{text:text});
  }}
],
  function(){location="http://yimg.com"}
)

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/mgnw553



Yahooは画像検索にyimg.comというサーバーを使っているのですが、このサーバー、オフラインでも動く。ブラウザのキャッシュを利用する設計になっています。するとTextwellにlocalStorageが使え、あらビックリ。電波が圏外でも動き、反応も速い。



そんなわけで、テキスト保存を実現。メニューに「Replace」と「Insert」を用意しました。「Replace」は従来の入れ替え機能。カーソル位置も保持するタイプで、継続して書きやすい。最初のアクセスは待たされますが、一度キャッシュされると爆速。



「Insert」はカーソル位置に「裏紙」の文章を挿入します。「表」と「裏」を合体。二つの文章を並行しながら仕上げ、最後に完成版を作るケースを想定しています。二画面エディタTwinで便利だったところを、こんな感じに吸収してみました。


そもそもyimg.comの使い方が邪道で、行儀がいいアクションではありません。「作ってみたら動いてしまった」なレベル。多用しないほうが良いかも知れない。でも、こういうことができるんだ、という夢を垣間見ることができるので、公開してみます。

  • Textwellで二つの文章を交互に編集する Switch(簡略版)