TextwellのiCloudDrive関連アクションを一つにまとめてみた

じわじわとiOS8の凄まじさが見えてきました。


Textwell 1.3
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iOS7とiOS8の大きな違いはこれじゃないかと思えるくらい。iCloud Drive はただの「Dropboxもどき」ではありません。「ストレージプロバイダ」という新しい機能のお手本になっています。ファイル管理を一つのアプリに集約して、他のアプリがそれにアクセスできるようになる。少々ややこしいので例をあげてみます。


Documents 5 – 高速 PDF リーダー、メディアプレーヤー、ダウンロードマネージャ 5.2.1
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ファイル管理アプリのDocuments5。いわゆる「ファイラー」ですが、あまり活躍の場がありませんでした。ところがiOS8では違います。ローカルストレージになるんです。



とりあえず、TextwellにiCloudDrive管理用のアクションを入れてください。iCloudDriveからファイルを読み込んだり保存したりが一つのアクションで完結します。

T.loadlets([
  {title:"【iCloudDrive】",
  fn:function(){
    T.close();
  }},
  {title:"Import",
  fn:function(){
    T('import');
  }},
  {title:"Export",
  fn:function(){
    T('export',{text:T.text,filename:T.line(1)});
  }},
  {title:"Overwrite",
  fn:function(){
    T('overwrite',{text:T.text});
  }}
],function(){location="about:blank"})

Import Textwell ActioniCloudDrive



「読み込み」や「書き出し」のとき、左肩の「場所」をタップすると「ストレージプロバイダ」が現れます。何も現れない場合は「その他」をタップし、ストレージプロバイダの一覧から Documents を選択すればOK。



これでDocuments内のローカル・フォルダが表示されます。ここに書き込むこともできれば、読み込むこともできる。アプリの壁が消えます。他のアプリの中身を覗いているわけです。DocumetsがFinder代わりになり、ファイル単位での操作がTextwellで出来るようになる。これは「パソコン」じゃないか。


ただし、今はまだ、ストレージプロバイダになるアプリが少ない。というか、Apple純正でiCloudDriveを管理するアプリがないのが不思議。明日登場するiOS8.1に隠し玉としてなんかあるのかな。