TWINBIRDのブックスタンド付きLEDライト LE-H842B を買ってみた

最近、持病の老眼が疼くので。


ブックスタンド付LEDデスクライト Ucaled LE-H842W,LE-H842B ツインバード工業株式会社
特長REFLECTECH( 反射板構造 )により光ムラを抑えたワイドに広がる光新発想 ブックスタンド付ベースのLEDスタンド直感的に動かせるフレキシブルシャフト参考書を見ながらの勉強は、「 参考書を手...
ネーミング・センスを疑う「Ucaled」ライト。「うかるど」と言うことで受験生仕様です。ボタンが五角形だったり、滑り止めが五角形だったりで、「五角=合格」のゲン担ぎがあちらこちらに散りばめてある。こちらは別に受験生を抱えてるわけじゃないし、この歳でどこか大学に行きたいわけでもないのですが、手許が暗く、老眼の進行が激しいために、手頃な卓上スタンドを探し求めたら行き着いたわけです。


まず、このページが始まりでした。LEDスタンドの比較記事。蛍光灯に比べ、消費電力も少ないし、寿命も長い。室内を照らすことを考えるとまだ高価ではある。でも、読書のときに使う分なら充分に明るくなりました。確かにお手頃になってきている。
比較の決め手は3点。
  • 多重影対策がされていること

  • JIS照度規格のAA形相当であること

  • 昼光色が望ましい

  • ところが、この三条件を満たす製品となると、一万円超えなんですよね。良いものはそれなりに値が張る。こういう記事を読むと、安いだけの製品にも食指が動かない。
    この比較記事は去年の12月1日で、調べてみると12月11日にTWINBIRDから新製品が出ていました。それが上記の「Ucaled」というわけです。まず反射板構造でLED光源を散らしていて、多重影が生じない設計になっている。下のほうにある仕様一覧を見ると「AA形相当」と明記されている。しかも昼光色。なんと理想的なんでしょう。



    で、買ってみました。7千円弱。はっきり言って、明るすぎ。まだお昼に撮った写真なんですけど、周りが暗く見える。うちの家ってこんなに暗かったのか。台所でも使ってみましたが、もう別天地かと思うくらい。今まで気にせず本を読んでいたけど、これは目に悪いはずです。身体に負担をかけていた。照明って大事だよなあ。
    しかも受験生仕様のライトスタンドなので、教科書を載せるブックスタンドと一体になっています。こんなタイプ、初めて見ました。書見台として使えるわけです。本を載せて、お茶を飲みながら、読書できる。光源からも距離的に程良い。しかも、背筋が伸びます。気づいたときには寝ながら読んでた、という不測の事態も起こりません。


    アマゾンでも同じ価格設定。新製品ですからね。まだ値崩れは起こしていない。レビューも付いてない。価格コムにも載ってない。ということは、今回もろ人柱でした。
    第一印象としては満足です。手許が明るくなって、文字が読みやすくなりました。しかも日が暮れてきて、ますますLEDライトの明るさが身に染みます。昼光色は柔らかく、温かみを感じます。心なしか、疲れ目も起こりにくくなったような・・・?


    ブックスタンドにスマホタブレットも置けるのがウリなようですが、それはちょっと意味わかんない。反射板構造がうまく効いていて、画面に映り込んだりしません。でも、タブレットはもともと明るいので、照らすこと自体には意味がないです。動画を見るとき、ちょっと立てておくには良いスタンドだと思いますけど。


    追記: 23:00 しばらく使ってみて感じたこと
    光源は16個の小さなLEDが並び、それを反射板で散らしているので、明るさがとても自然。うまく出来ている。黒色のスタンドを買ったけれど、材質はプラスチックで指紋がつきやすい。白のほうが良かったかも。また、重くてデカい。見た目のデザイン性を損ねている。けれど、ハードカバーの大きめの本を置いても倒れない設計のためなので、使っていると安定感があり頼もしく思えてくる。底面ががっしりと机を捉えている印象。
    なにより嬉しいのは文庫本を読むとき。このブックスタンドには二本の腕があり、それがページ押さえになっている。アームを調節して、本の表面に光が当たるようにすると文字がくっきりとし、本から距離を置いて読むことが出来る。これが老眼にはちょうどいい。少し離して読むほうが目に負担がかからない。全然疲れません。なかなか良い買い物をした。
    それと、この灯りの下でiPadを使っていると、周囲の明るさを感知してバックライトが明るくなる。すると、コントラストが付き、読みやすくなります。これも悪くない。