Textwellで検索系アクションを作る方法(Pixabayの場合)

基本は大切。


Pixabay - 無料の写真
flower AND (red OR blue) NOT rose完全に無料で、しかも高画質の写真 をウェブ上で見つけることのは骨の折れる仕事です。その主な理由は著作権知的財産権の帰属問題のため、ま...
著作権フリーの写真素材をダウンロードできるサイトがあったわけです。Pixabay。こういうの、Textwellで実行できると便利。それでアクションの作り方を解説してみます。



まずSafariを使い、Pixabayで何か検索してみます。「Text」で試すと結果が出てきました。このときのURLアドレスを調べてみると下記のようになっています。

https://pixabay.com/ja/photos/?q=Text&image_type=&cat=&order=

「Text」が変数qに代入されていますね。他の変数catやorderには何も代入されていないので、指定しなくて大丈夫でしょう。すると、このサイトの検索書式が判明します。

https://pixabay.com/ja/photos/?q=キーワード



Textwellアクションにするには、このアドレスを変数locationに入れるだけ。

location = "https://pixabay.com/ja/photos/?q=キーワード";

ただ、このままだと「キーワード」を検索するアクションになってしまう。困ります。普通ならカーソル行にある単語を検索するのが自然でしょう。「カーソル行の単語」には「T.stdin.currentText」を用います。公式には出てないけど、この変数だとすっきり書ける。

location = "https://pixabay.com/ja/photos/?q=" + T.stdin.currentText;



「アクション」の「+」で新規アクションを開き、ソースに上記のスクリプトを貼り付けます。名前をつけアイコンを決め、保存すれば完成。後は適宜呼び出すだけ。
Import Textwell ActionPicabay



Pixabayはホットリンク禁止のサービスです。一度画像をダウンロードし、自前のサーバーにアップして使います。画像の加工が許可されているのがアドバンテージ。自分なりのアイキャッチを作成できます。著作権の明示も不要です。これは太っ腹なサービスです。


Textwell 1.4.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

「検索をするアクション」はTextwellで一番使われやすく、個々人の必要に応じ変わってくるところです。汎用のアクションは存在しない。けれど「ひな形」はあるわけで、それがlocationとT.stdin.currentTextの組み合わせになります。これをカスタマイズする。
もっとも、この方法は正規の書式ではありません。公式のT関数だけで組むとしたら下記のようになります。load関数を使います。

address = "https://pixabay.com/ja/photos/?q=" + encodeURIComponent(T.current);
T("load", url : address});

二行必要。正規のほうが将来的にサポートしてもらえるから安定ですけどね。なぜか、省略型のlocation+T.stdin方式を愛用してしまいます。iPhoneだと打鍵を減らしたいからなあ。