モジュール式でMemoFlowyに転送するTextwellアクション

一日考えてみました。


モジュール式

TextwellがWorkFlowyと出会う地点で起こること
今年の総決算。この一年間、WorkFlowyの使い方を模索してきました。2月からですね。ユーザーが模索しないといけないなんて、あまり良いサービスではありません。作っている会社自身がこのWebアプリの真...

モジュール式はTextwellで階層構造を作る書式です。iPhoneの画面はインデントを入れると見通しが悪くなる。狭い画面なのに空白が占領してしまう。これでは困るので、書きやすく見やすいフォーマットを模索してきました。すでにWorkFlowyアクションに応用した方法です。情報の単位を意識しやすく、個人的には気に入っています。速く書ける。これをMemoFlowyにも適用したアクションを組んでみました。

Import Textwell ActionMemoFlowy2


書式の解説

MemoFlowy 1.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Michinari YAMAMOTO)

空行で区切るごとに一つの「モジュール」と見なします。モジュールの一行目が見出しで、二行目以降は本文に当たります(改行ごとに子トピックに分割します)。行の先頭に空白を置くと、段差を下げた孫トピックになります。下記ルールに従っています。

  • 全体の一行目をタイトルと見なす
  • 空行後の一行目は見出しとする
  • 二行目以降は本文として扱う
  • 行頭に空白があると段差を下げる


サッと書ける

iPhoneで記号類の入力は難しいけれど、空白と改行は簡単に追加できます。だからその二つを組み合わせ、モジュールを作っていく。手軽さ重視。モジュールは「情報カード」みたいなイメージ。Textwellに何枚も「情報カード」を作る要領になります。


MemoFlowyにペーストすると

モジュールが塊となり、移動単位が崩れません。見出しをモジュールのハンドルとして扱える。ブログの下書きから論文のプロット作りまで、広い範囲のアウトラインを練り上げることができます。Textwellの苦手な部分をMemoFlowyがカバーしてくれます。


MarkFlowyで書き出す

ブックマークレットのMarkFlowyやTextwellのWorkFlowyアクションを使うと、Markdown形式でエディタに戻します。どういう形式かというと、このブログがそのものズバリ。見出しと本文、そこにリストが埋め込まれる文書構造。手直しすれば出来上がり。


ちょっとしたコツ

モジュール内に空行を作れないのが難点なので、「−−−」と棒引きを並べて対処しています。あとで調べようと思ったところ、あるいはブログカードを貼り付ける予定地に「−−−」をはめ込む。あるいは、専用タグを決めておくと見つけやすいかも知れません。WorkFlowyには「深さ」があります。掘り進めれば掘り進むほど、新しい「使い方」が出てくる。マクルーハンなら「クールなツール」と呼びそうな、ユーザの関与を求めるシステムです。うまく活用してください。