Textwellでモブログを書くならReViewが無いと始まらない

Textwellのアップデートが来ました。iOS11で不具合のあったAppSearchやScrapboxが再び動きました。ありがたい。捗ります。
ただ全部復活ではなく、モブログ執筆の要石であるReViewアクションが動かないままです。プレビュー機能が使えない。中で外部スクリプトを呼び出しているので、そこが引っかかるのでしょう。Appleがセキュリティを高めたせいなので仕方ありません。


ReView暫定版

Markdownプレビューとネット検索を兼ねたTextwellアクション ReView(サッパリ版)
今宵は名月スーパームーンMarkdownで表現できることは少ないですが、下書きのとき、iPhoneの画面でも全体構成が見える。HTMLタグとのちょっとした違いです。そのちょっとした違いがモブログにマ...
従来のReViewはmarked.jsというMarkdownパーサーをお借りしていました。これへのアクセスが出来なくなったので、自前で変換することにしました。MathJaxにもアクセスできずLaTeXも使えません。それで良ければ下記アクションをインポートしてください。

Import Textwell ActionReView


検索機能

カーソル行をGoogleで検索する。それがReViewの第一機能です。内蔵ブラウザを終了するとき、[HTML]で表示サイトへのリンクを作成します。もしサイト内の記事を選択しているときは、その文章をblockquoteで引用したリンクになります。
[Blog]を選択すると、そのサイトに合わせたブログカードになります。YouTubeだと動画プレイヤーが埋め込まれます。Gyazoなら画像の取得にしました。ニコニコ動画Twitterも引用できる。ブログカードはソース内の変数CARDでカスタマイズしてください。


プレビュー機能

カーソル行が空行の場合はMarkdownプレビューになります。内蔵ブラウザを閉じるときHTMLに変換します。あるいは[Blog]を選ぶと、変数URLの値を実行します。デフォルトはSafariはてなダイアリーを開きますが、URLスキームを書けば他のアプリの起動も可能です。ソースはクリップボードに保存しているので、適当なところに貼り付けてください。
ただし上述のようにMarkdownパーサーが使えません。そのため記法の一部しか対応できていません。見出しとリンク、強調系はサポートしました。でもリストの階層化はできないし、テーブルも使えない。変な変換もすると思います。次バージョンをお待ちください。


まとめ

Textwell 1.8
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

Google検索とMarkdownプレビューという、一見無縁な機能を1つに束ねています。でも、これさえあれば不足はない。この記事もReViewで書いています。疑問が浮かべばすぐ検索。リンクも残せる。プレビューから再びリンク先に飛べる。飛んだ先もリンクに残せる。この連環がTextwellを魔法のシートに変容させるからです。
Markdown変換機能を内蔵したため、プレビューがオフラインになります。表示に待たされない。機能的には貧弱になりましたが、モブログの下書きなら何とかなりそうです。

  • TextwellのMarkdownアクションReViewにmarked.jsが戻ってきた