BLUE MOON - W&R : Jazzと読書の日々

最近、レンタルで借りたDVDにハマってます。そう、懐かしのTVシリーズ！

BLUE MOON
1934(Lorenz Hart / Richard Rodgers) Rockaholix

Blue Moon, you saw me standing alone
Without a dream in my heart
Without a love of my own

蒼い月よ
私が一人たたずむのを
お前は見ていただろう
胸に夢のひとつもなく
愛する人もいない私を

蒼い月よ
私が何を待っていたか
お前は知ってるだろう
私の祈りを聞いたろう
心から愛せる人を、と

すると突然、目の前に現れた
私が抱きしめるべき唯一の人
「愛しておくれ」という声に
見上げると月は金色に変わる

蒼い月よ
私はもう一人ではない
孤独に別れを告げよう
胸に夢のひとつもなく
愛する人のいない私に

「蒼い月」とは、いつの「月」のことだろうか。調べてみると、もともとは３回の月の満ち欠けで１シーズンとしていたのを、太陽暦が導入されたことで１シーズン（３ヶ月間）に満月が４回起こることが時折あり、そのときは３回目を無かったことにして「blue moon」と呼んだ模様。「名も無き月」くらいのニュアンスか。once in a blue moon という慣用句で「まれに」という意味。それで「蒼い月」は奇跡を予感させるメタファーになったらしい。
「ブルー・ムーン」はハート＆ロジャーズの名コンビの曲。でも最初「Prayer」の題名で出したが売れず、次に「The Bad in Every Man」のタイトルで出したがこれもダメ。歌詞を書き換え「ブルー・ムーン」で出したところ、３度目の正直で売れた。月つながりということで、1995年映画『アポロ13』にも使われている。
http://m.youtube.com/watch?v=ko9IzoK3zzE
1994年ランディ・ブレッカー・カルテット。ファンク・ジャズのイメージを一新したジュネーヴ・ライブです。

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こんな歌い方は卑怯だなあ。ジュリー・ロンドン。スイング全盛期なのに、わざとギター一本。耳元に囁きかけるようにゆっくりと。

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「ブルー・ムーン」はディジー・ガレスピーの持ち歌というイメージがある。なんでかな？　この大御所には肩肘張ったところがない。自由奔放。客も楽しい、自分も楽しい。そんなジャズを追求しています。

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騒々しいバーにミュージシャンが登場する。まばらな拍手。しかし、ひとたび彼が鍵盤を叩くと、会場は静まり返っていく。ケニー・バロン。垢抜けた都会風の「ブルー・ムーン」。

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いまハマってるのがこれ。NHKで放映したときも見てたけど、こんなに面白かったっけ。これは「大人になった」てことだな。『ブルームーン探偵社』の第10話「夢の中の殺人」でシビル・シェパードが歌い、ブルース・ウィリスがトランペットを吹いてます！　夢の中で、ですけど。ジャズバンドのメンバーになって殺人事件に巻き込まれる話。もう一曲、カッコいい曲を歌ってます（タイトルは「I Told Ya I Love Ya」）。でもこの探偵社、「ブルームーン」という名なのは、「まれに解決」というシャレなのかな？