iPod touchでバックギャモン

お正月はお家でぬくぬくボードゲーム


・Backgammon LITE
Backgammon Lite

ご存知ですか? バックギャモン。5世紀ローマ帝国で始まり、日本には奈良時代に伝えられたボードゲーム。サイコロを2つ振るので「双六」と呼ばれました。そう、正式な「すごろく」とはこれのことだったんです。聖武天皇ご愛用のバックギャモン正倉院にしまってあるほど歴史のある雅な遊び。それを今やiPod touchで楽しむことが出来る。この、奥の深いボードゲームを覚えてみませんか?


「基本ルール」
・サイコロを振り、その数だけコマを進めます。
iPod touchでは、黒(自分)が時計回り、白(iPod)が反時計回りに進みます。
・サイコロがゾロ目の場合は、その数で4回動かせます。
・自分のコマを全部ゴールさせたら勝ち。


「追加ルール」
・コマが進むところに、相手のコマが2個以上あれば、そのコマは動かせません。
・コマが進むところに、相手のコマが1個だけあれば、相手のコマを取り除きます。
・コマが取り除かれたほうは、自分の番のとき、そのコマからしか動かせません。


以上のことを押さえておけば、ゲーム自体は楽しめると思います。サイコロを使う「運の遊び」ではあるけれど、考えて動かさないと、意外なところで逆転されてしまいます。



札幌オープン2007年。アマチュア選手権が毎年開かれています。しかし、こんなに長考するものなのか。タイマーを押すまでは「待った」ができるみたいで、動かしながら「先の先」まで読んでるんだろうなあ。心理的な駆引きもしているのかも。

バックギャモン ブラウン G113-4(101/2)809
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(おまけ)
・Mancala
Mancala: FS5 (FREE)

これは懐かしい。PC-98を使ってたころ「カラハ」と呼ばれていたゲームです。BASICで組んだことあるなあ。古代エジプトに起源があり、バックギャモンのご先祖様のようなもの。でもサイコロなんて運には頼らない。対戦型頭脳ゲームのシーラカンス


「基本ルール」
・手前の6つの皿が自分の陣地です。
・皿の1つをタップすると、そこに入っている玉を1個ずつ順にバラ撒きます。
・右側の大皿が自分の皿で、ここにたくさん玉を入れたほうの勝ち。


「追加ルール」
・バラ撒いた玉が自分の大皿で終わると、もう一度自分のターンになります。
・バラ撒いた玉が、カラになっている自陣の皿で終わると、対面の相手の玉が取れます。
・自陣の皿が全部カラになるとゲームは終了し、相手の皿の玉が相手の得点になります。


やってみるとコツはすぐ呑み込めると思います。あとはセッティングで「Advanced」を選び、Seedsを「6」にすると結構楽しめるゲームになります。道具立ては簡単なので、ルールを覚えて皿と玉を用意すれば、どこでも誰とでも「古代エジプト」を満喫できますよ。