ThinkPadでUbuntu 9.04
ついやってみた。
・Ubuntu 9.04
用意したのはIBM(Lenovo)のThinkPad x40。Pentium M、B5サイズ1.2kgのサブノート。持ち運びには最適なマシンだけど、デフォルトのXPにはあれこれソフトが組み込まれていて、のそい。まあ、5年前の機種だからなあ。
というわけで、これにLinuxを入れたらどうだろう? まず腕試しにUbuntu。UbuntuはLinuxの一種で、南アフリカ原産。現地語で「思いやり」という意味です。使いやすさと美しさの両立を目指していて、ターミナルからコマンドを入力する手間がありません。メニューからプログラムを選ぶだけで事が済みます。ほんと、「思いやり」は人を怠け者にします。
・とりあえず、上記のサイトから「日本語 Rimix CD イメージ」をダウンロード。CDサイズのisoファイルが落ちてくるので、これをCDRに焼きます。
・ThinkPadのドッキング・ステーションにあるDVDドライブにCDRを入れ起動。
・「Ubuntuをインストール」を選択。ほとんど何もしなくても日本語環境が仕上がっていきます。別のOSも実験することを考え、パーティションは2つに分け、スワップ領域は作らないことにしました。
・インストール作業自体は20分で完了。LANケーブルを繋ぎ再起動して「システム>システム管理>アップデート・マネージャ」でドライバー類のアップデート。
・それから、ここのブログを開いてみる。するととFLASH Playerのインストールを促されます。「プラグインを追加」を選び、リストからGNOME版のSWF Playerを選択。後は待つだけ。
・設定に関しては、それ以上すること無し。アプリケーションも初めからOpenOffice、FireFox、GIMPが入ってる。すること無し。「思いやり」すぎる!
起動すれば、渋いデスクトップが現われます。Ubuntuの良いところは、LANケーブルを差し込んだら、自動で内蔵wifiアダプタも見つけてくれたこと。しかも、WPAの暗号化にも対応してました(XPでは対応してなかった)。[Fn]+[F4]の強制スリープも有効。さらに、メニューバーの「場所」からOSX領域をマウント出来ます。つまり、ハッキントッシュ化したときメンテをUbuntuから出来る、と。これ、試行錯誤の多い作業には必須ですね。
結論:使い勝手もスピード感も、これなら不満ありません。
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