YOUR SONG

今日は暖かかったです。春だよね。小春日和じゃないよね。

YOUR SONG
1970(Bernie Taupin / Elton John) Anita Stein

It's a little bit funny this feeling inside
I'm not one of those who can easily hide

ちょっと妙なんだよな、身体の奥の感じ
僕は気持ちを隠しておけないほうなんだ
お金なんてないけどさ、もし沢山あれば
大きな家を買うだろうな、二人のために

もし僕が彫刻家だったら、いやいや違う
もし旅して回る薬売りだったら、も変か
不充分だと分かってるけど、これが限界
僕が出来るのは君に歌を作ることくらい

屋根の上に座って、苔を蹴飛ばしながら
なんか気に入らない歌詞もあるんだけど
書いてる間、お日さまが気持ち良くてさ
この歌を君が気に入ってくれると良いな

あ、ごめん、自分が何してるか忘れてた
あれ？グリーンだっけ？ブルーだっけ？
とにかく、僕が言いたいことは一つだけ
今まで見た誰よりも君の瞳は素敵なんだ

「これは私の歌」て人に言っても良いよ
シンプルな曲だけど出来立てのほやほや
人生は素晴らしい、君がいてくれるから
ただそう書きたいだけ、気にしないでね

きっと小学校のころ「起承転結を考えて、作文を書きましょう」と言われてただろうなあ。チラシの裏。ただ思ったことが並んでるだけでまとまりがない。日向ぼっこしてるうちに何書いてたか忘れた、みたいなことまで書かなくて良いじゃない？　しかも肝心な、彼女の眼の色を忘れるなんて。まあ、言いたいことはシンプルに、最後の２行だけだろうけどさ。
邦題『僕の歌は君の歌』。作詞のバーニー・トーピンは16歳で高校中退。リバティ・レコード専属作詞家に応募するが落選。しかし審査員の一人が彼の才能を認め、20歳の作曲家レジナルド・ドワイトとコンビを組ませたところ、二人はめきめきと力を付け、３年後にソロ・デビュー。相方ドワイトの芸名がエルトン・ジョンで、1970年爆発的にヒットした曲こそ、この「僕の歌は君の歌」でした。

Tenderness
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「僕の歌は君の歌」はアル・ジャロウが持ち歌にしてるのですが、中でもこの1993年ライブ盤。サックスがマイケル・ブレッカー、キーボードがジョー・サンプル、ベースにマーカス・ミラー、ドラムにスティーヴ・ガッド。人徳ですかね。すごいメンバーを集め、息も付かせぬスキャットで攻めてきます。

ヒーローズ
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マイルスからマイケルまで。20世紀を代表するアーティストを、デイヴィッド・ベノワがピアノで表現します。2008年。ドアーズの「ハートに火をつけて」もやってくれてるんですが、キレイなんですよね。なお輸入版から試聴は出来るのですが、そちらだとマイルスがなくて、ちょっと物足りない。
　公式サイト： http://www.benoit.com/

家カフェ~テラス
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Macユーザーの奥沢さんと清水さん。二人のギター・デュオが「アコースフィア」。バークリー音楽院を出てから荻窪でカフェ経営をしてて、日曜日になるとお店でセッションしてます。ギター教室もしてます。CD『家カフェ』シリーズも出してます。マイケルの「This Is It」も入ってます。どの曲も春を思わせる切なさ。というか、YouTubeチャンネルを持ってて、演奏も聴けるんですよ。採算度外視してるなあ。大丈夫ですか？
　公式サイト： http://www.acousphere.net/