7月の曲

この夏、無事に越せるかなあ(2008年分はこちら)。


LAZY RIVER レイジー・リバー
NIGHT HAS A THOUSAND EYES 夜は千の眼を持つ
YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ
SUMMERTIME BLUES サマータイム・ブルース
LUSH LIFE ラッシュ・ライフ


見るからに暑くてやるせないラインナップ。去年の7月もヘロヘロになってたということですね。個人的に好きなのは「サマータイム・ブルース」。忌野清志郎先生メモリアルな曲です。今も昔も変わらない。ヘリポートにしても地デジにしても、どう必要なのかサッパリ分からないうちに「あって当り前」とされている。本当に必要かどうかの判断は出来ませんが、せめて「説明」くらいしても良いんじゃないかと思う。「説明」がないまま「賛成ですか、反対ですか」と尋ねてきて、しかも「賛成」以外には耳を貸さない態度が見えてるから始末が悪いよなあ。



Captain Marvel
Captain MarvelStan Getz

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おすすめ平均 star
star熱気が伝わる名演奏
star裏・リターン・トゥ・フォーエバ
star吹きまくるスタン・ゲッツ

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今も昔も良いことなんて何もない、なラッシュ・ライフ。良いですね、ポジティブ思考の反対を突っ走る。ポジティブ思考って嫌いですよ。だって、それは「本当は困ること」から目を逸らしてる。誰がその「本当に困ること」を背負ってくれるんですか。なのに良いとこ取りだけして「困ること」は先延ばし。困るのは、今の子どもたちが大人になったとき。なんて迷惑な「遺産」を残そうとしてるんだか。
とはいえ、不満ばかりでは「誰かなんとかしてくれ」の他力本願。苦しい中でも何かは自分に出来る。1972年チック・コリア不遇の時代。「リターン・トゥ・フォーエヴァー」としてデビューしたものの、フュージョンという新しいジャンルは評価されずにいた。そこに助け舟を出したのがスタン・ゲッツ。すでにボサノヴァで地位を築きながら、彼はそれを捨てるのを惜しまなかった。その理由が「ラッシュ・ライフ」かな。いつも「どん底」で、しがみつくものを持たずにいれたなら、人は自由になれる。未知の海原に出航していく船長になれる。一緒にこの荒海を渡っていかないか、と。


blogランキング でも今年は、楽に過ごせますように