SOMETIMES I’M HAPPY
秋雨になりそう。いつもより薄暗く。
SOMETIMES I'M HAPPY
1927(Irving Caesar / Vincent Youmans) Champian Fulton
Sometimes I’m happy, sometimes I’m blue
My disposition depends on you
幸せなときもあるし、落ち込むときもある
あなた次第で、私はどんな「私」にもなる
空から雨が降ってきても全然気にならない
あなたの瞳にお日様が輝いててくれるなら
大好きなときもあるし、嫌いなときもある
でも私の「嫌い」は「あなたが好き」なの
それが私、こればかりはどうしようもない
あなたの側にいれば、それだけで幸せだわ
これはツンデレ? 「あなたのこと嫌い!」と突っぱねるのも、それは「あなた」に振り回される自分の弱さに気づいてしまうから。「私が私らしくない」。独立独歩の「確かな私」を追い求めてる。でもそんな「私」なんて無いんだよね。恋に落ちるときはいつも、二人で踊るダンス。「あなた」のステップに「私」のステップが誘われる。そのステップが本当の「私らしさ」。
邦題『時には楽しく』。1927年スタンリー・ホロウェイ主演ミュージカル『Hit the Deck』の挿入歌。ヴァースが男女の掛け合いになっていて、チャールズ・キングとルイーズ・グルーディのデュエットで歌われた。曲自体は1923年オスカー・ハマースタインが「Come on and Pet me」のタイトルで作詞したものの、使ってくれるミュージカルが見つからず、1925年ミュージカル『A Night Out』に合わせシーザーが今の歌詞に書き換えたものの、ミュージカル自体が頓挫してしまった。三度目の正直で大成功。今も歌われるスタンダードになってます。ツンデレは不滅。
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