Garageband for iPad（キーボード篇）

iPad2の国内発売が延期になりました。少し残念ですが、この状況においてはやむを得ないかと思います。ただ、せっかく登場したGaragebandの情報が少なそうなので、その紹介をシリーズでやっていこうかと考えました。

・Garageband for iPad

キーボードのデフォルトはグランド・ピアノ。加速センサーを利用し、叩く強さを判定しています。つまり、タッチ・パネルなのに強弱の表現が可能。和音も同時に11音まで鳴ります。「Grand Piano」をタップすると音色の切り替え。80種類あり、自分で作った音色も保存できます。「PITCH」が使える音色では、鍵盤を上下に揺すると、音を揺らせる。単体の楽器アプリとしても、演奏に使えるレベル。

鍵盤左上の［◀］［▶］でキーを低くしたり高くしたりできます。「SUSTAIN」でサスティーン。音をながーく伸ばせる。真ん中の「GLISSANDO/SCROLL」は鍵盤をズラすかズラさないかです。SCROLLのときは、鍵盤を押したまま左右にズラすと、鍵盤自体を動かすことが出来ます。

鍵盤右上の「SCALE」。ペンタトニックやブルース、クレズマー、和音階などが選べます。響き合う音だけの鍵盤が並ぶ。これ、面白いですよ。だらだら撫でるだけで、それっぽいアドリブが作れる。さらにその隣が「アルペジエータ」。キーを一つ押すだけでコードのアルペジオを弾いてくれる機能。さらにキーを二つ押すと、その複合コードを弾いてくれるので、とても頭良い。そして一番右が二段鍵盤。画面全体が鍵盤になります。全部組み合わせると、変な楽器が出来ちゃいます。

（関連記事）
初代iPadでGaragebandが走りました
Garageband for iPad（ドラム篇）
Garageband for iPad（アンプ篇）