11月の曲

え? 秋ってもう終わり?(2009年分はこちら


WELL YOU NEEDN’T ウェル・ユー・ニードント
SOMETIMES I’M HAPPY 時には楽しく
THOSE WERE THE DAYS 悲しき天使
ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET 明るい表通りで


日が暮れるのが早いなあ。11月。去年の記事を振り返ると「光の道」構想ですね。ソフトバンクが打ち出した、インフラとして税金で光ケーブルを張り巡らす計画。見事にNTTの妨害で頓挫しました。面白いアイデアだったのに。
でもこの一年、福島原発の問題もあり、インフラについて意識が高まったかも知れません。誰もがソレを前提に生活している電気や水道。インフラストラクチャ。それを一部の企業が独占し、行政がコントロールできていない。なかなか危うい状況です。「生活」を人質にとって、「これがないと、あなたたちが困るだろう」と要求を突きつける。しかも地元住民の被曝を前提にしてる。「未必の故意」の犯罪行為。アンフェアです。この国は国民主権じゃないの? インフラ部分は、国民が業者に委託してるわけだから、緊急時は没収し国営にすれば良いんじゃないですか。安全に運営できるようになったら、また民間に払い下げるだけなので、わざわざ増税することもないと思うんですけど。


http://youtube.com/watch?v=s8UEGmAvWfM

Sonny Side Up
Sonny Side UpDizzy Gillespie / Sonny Rollins / Sonny Stitt

Polygram Records 1997-07-29
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とはいえ、暗い話はこれくらいにして、明るい表通り。世界恐慌の真っ只中に作られた曲です。時代が暗いのはいつものことなんだから、せめて一人一人が明るく生きる道を探りたいところ。YouTubeは1958年ベルギー公演。ディジー・ガレスピーのトランペットは相変わらず明後日の方角を向いてるし、ソニー・スティットはマイペースのテナーをバフバフ吹き鳴らします。のんびり、ゆったり。ご機嫌なまま二人で歌い始め、音程外してるんだか、わざとなんだか。
で、さらにCDでは、この二人にソニー・ロリンズまで加わる豪華版。我が道を行く三人の共演がハーモニーを生み出すのが聴きどころ。


寒いので、温かく過ごしてください。