iPadの「ミュージック」が便利になってる
ポイントは4つ。
・iTunesとWiFiで繋がるようになった
ガツンと来ます。今までiPadに音楽を入れるには、USBケーブルで繋ぐ必要があった。それが「オプション」の「WiFi経由でこのiPadと同期」を選ぶだけで、それ以降はUSBで繋ぐ必要がなくなる。iTunesのパネルにiPadが現れます。ここにmp3やmp4をドロップすると、無線経由でファイル転送。確かに転送速度は遅いけど、その間iPadで別の作業をしていて大丈夫。気づくと「ミュージック」や「ビデオ」にファイルが入ってる。この手軽さは革命ですね。
・プレイリストの作成ができるようになった
編集ができるようになった。スワイプでmp3の削除も出来ます。「PCフリー」だから本体のみで完結。プレイリストを作るには、まず下段左の「プレイリスト」を選ぶ。右上の「新規」でプレイリスト作成モードになります。曲名をタップしていけば、リストへの追加。「完了」で終了。プレイリスト自体を消すには、ジャケットを長押しするだけ。
・Bluetoothの曲送り/曲戻しに対応した
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iPadにBluetoothヘッドホン MOT-S305BK
・ホームシェアリングが安定している
iTunesの「詳細>ホームシェアリングを入にする」で、パソコン側のmp3をiPadで聴けるようになります。「共有」にiTunes側のプレイリストが現れる。以前からあった機能ですが、速くなった。iPadに音楽を詰め込むよりは、パソコン側にmp3を置いたままのほうが、空き容量を気にしなくて済む。Bluetoothヘッドホンと組み合わせれば、iPad経由でiTunesの音楽が聴ける。さらに「ビデオ」もホームシェアリング可能。これが標準機能だなんて感激です。
ホームシェアリングで動画を共有
(おまけ)イコライザ呼び出しのURLスキームが付いた
どんな場面で要るか見当つかないけど。とりあえず、Safariに追加しておく?
prefs:root=MUSIC&path=EQ
そうそう、SafariのURL欄に「music:」と打つと感動しますよ。この応用で、下記のようなメニューを作ったりできます。
URLスキームでSafariにメニューを付ける
着実に進化してます。パソコンをiPadのサーバーに見立てれば、出来ることの範囲が無限に広がる。いろんな切り口で音楽環境を構築できます。ただ、iTunesと同じデザインだったのが、iOS5になって変わりましたね。「PCフリー」を印象付けるため、独自デザインに変更されたんだろうか。