MS-OfficeがiPadに流れ込んでくる第一弾 OneNote

第二第三にはWordとExcelが控えてます。


Microsoft OneNote for iPad 1.3 App Store
対象デバイス: iPad2Wifi, iPad23G, iPadWifi, iPad3G
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: Microsoft Corporation
Windows用は高いけど、iPhone/iPadなら無料。とはいえ、初めは何をするソフトか分からなかった。調べてみると、写真やWebクリップなど、何でも貯めていける「データベース」みたい。後からフリーフォームで検索するスクラップ帳。コンセプトはEvernoteとかぶってます。というか、EvernoteOneNoteを参考にし、さらにクラウド化したんだろうな。そんなわけでMicrosoftからの反撃。クラウドならSkyDriveを使えば良いじゃない?
HotmailやSkyDriveをiPadで使うための設定方法



iPad版は機能が絞り込まれてます。基本はテキスト・エディタ。写真を貼ったり、チェックボックスを付けたりできる。全文検索にも対応。データはone形式でSkyDriveに同期されます。500件まで無料。



もちろん、iPadでしか使えないのなら宝の持ち腐れ。実はOSXでも、SafariでSkyDriveを開けばOneNoteの編集ができます。しかも多機能で、表の挿入やフォントの変更も可能。ちなみにWordもExcelもオンラインで使える。・・・しかし、デフォルトのクリップアート集は萌えない。このサンタはあんまりだわ。
http://skydrive.live.com/


SkyDrive 1.0 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: Microsoft Corporation
なにしろ25GB無料のSkyDrive。本領はこっちかもしれない。iPhone/iPadのカメラロールとSkyDriveの間で写真を転送。アップもダウンも。さらにネット上に置いたままリンクを作成し、それをメールで送る機能もついてます。
http://explore.live.com/skydrive


Microsoft Office OneNote 2010
Microsoft Office OneNote 2010
マイクロソフト 2010-06-17
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WordがiPadで走るより、OneNoteOSXで走るほうが面白そう。やはりWordは紙への印刷を前提にしています。すると、電子化するメリットが見えないんですよね。デジタル化の利点は、検索と再利用の二点。網がけ文字のチラシを作るためではない。そんなの時間の無駄。それより、蓄積したデータ群から情報を探したり、以前の情報をコピペし活用するためのもの。OneNoteはそれに気づいた。そして、Evernoteがその一歩先を行き、どこからでも同一のデータ群にアクセスできるようにした。書類を添付するのではなく、共有リンクを送信する。元データを修正すれば、すぐ反映。情報の鮮度が違ってくる。
OneNoteとSkyDriveの連携は、Microsoftが周回遅れを取り戻す武器になりそうに感じます。
http://office.microsoft.com/ja-jp/onenote/