AULD LANG SYNE

今年もありがとうございました。また来年もよろしく。


http://youtube.com/watch?v=bNPdBqGvc8E
AULD LANG SYNE
1788(Robert Burns / George Thomson) 解説ページ


昔からの友を忘れるわけないよ
君を分からなくなると思うかい
昔からの友を忘れるわけないよ
あの日々は今も心に残っている


僕たちは二人、野原を駆けては
ヒナギクを摘みよく遊んだよね
でも、苦しい旅が僕たちに訪れ
あの日々は幕を閉じてしまった


僕たちは二人、小川に飛び込み
朝から晩まで夢中で遊んだよね
でも、大きな海が僕たちを裂き
あの日々は幕を閉じてしまった


けれど僕たちは再会できたんだ
さあ手を取り合おう、我が友よ
僕たちの過ごした日々に乾杯し
心ゆくまま酒を酌み交わそうよ


Merry Christmas & a Happy New Year
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蛍の光」なんだけど、この歌を聞いて卒業式を思うのは日本人だけ。歌詞の内容は、旧友との再会を祝うお正月の歌です。それもただの再会ではない。青年になり兵役を迎え、イギリスに送られていった友人。スコットランドは長い間イギリスの植民地だった。スコットランド兵は捨て駒同然。音信もなく生死も分からぬまま、長い年月が経ち、そして再会できたときの喜びの歌です。ここに込められている恨みは生半可じゃないな。
で、CDは「え? あの人が?」なクリスマスソング集。ジミヘン。クリスマス・メドレーの一部です。ジミヘンはロックじゃないなあ。ジャズでもない。ブルースですね。リトル・ドラマー・ボーイで「神様、私の出来ることはこれくらいです」と弾き、サイレント・ナイトで「あなたは何故お生まれになったのですか」と問い、蛍の光で「束の間の喜びの後に、別れの悲しみがあります」と嘆く。そういうブルージーな響きがギターに篭ってます。これはロックじゃない。