iPadのメモリを開放する ProcessKiller

自らもメモリ落ちするので「カミカゼ」と呼ばれてるらしい。


Process Killer 1.0 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: ユーティリティ   価格: ¥0
販売業者: Aeonika
無料セールをチェックしてたら出てた。メモリ開放アプリです。iPhone/iPadマルチタスクなので、アプリを閉じてもメモリ上に待機するようになってます。そして、あれこれ開いていると他のアプリの動作が重くなる。Safariが頻繁に再読み込み始めるとか、キーボードの反応が鈍くなるとか。
そんなとき、メモリを開放すれば大丈夫。メモリ上のプロセスを強制終了します。マルチタスクバー上ではリストを残したままなので、使用感を損なわずにiPadの動作が軽くなります。



立ち上げると、メモリ上のプロセスが表示されます。ここで詰まってしまいました。ははは。ボタンがないなんて、どう開放すれば良いのやら。でも試行錯誤の結果、なんとか使い方が判明。リストを指で下方向にスライドさせてください。指を離すと、メモリ開放作業が始まります。どこかに書いてあるのかな。



うーん。時間がかかる。コマンドを何度も送りつける方式かな。徐々にフリー領域が増えていきます。見てるとドキドキする。メモリにしがみつくアプリたち。「がんばれー、負けるなー」と声援を送りたくなる。しかしProcessKillerの猛攻は執拗に続き、次々に脱落していくアプリたち。ああ、無念。彼らの命運はこれまでか。しかし、勇者が一人。しっかとメモリに居座り続ける。落ちない。まだ落ちない。MobileMail。何が彼にそれ程までさせるのか。祖国への愛か、それともプライドか。ProcessKillerの波状攻撃に一歩も引かない。断念。ProcessKillerにも勝てないものがある。断念。メモリ開放作業はここに終わる。勝者はMobileMail。夕日を浴びながら、安堵の笑みを見せるのであった。
って、これはプッシュ受信用ですね、多分。降りては困るので、メモリに残る仕様のようです。それでもフリーメモリは354MB。30秒ほどかかったけど、今まで使ってきた中では一番開放率が高いんじゃないかな。


と、ここまで書いてから、右下の「i」に気づいた。ちゃんと下方向にスライドのことが書いてある。それと、iPad本体をシェイクしろ、と。これがKamikazeモードなのか。ほんとだ。ProcessKiller自体が落ちました。あ。


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