iBooksの英和辞書を有効にする設定plist

自己責任でお願いします。


iBooks 2.0 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: ブック   価格: ¥0
販売業者: iTunes K.K.
パワーアップしたiBooksインタラクティブな電子本も扱えるようになり、面白そうな本も揃ってきてます。ところがまだ、辞書の切り替えが用意されてない。英和辞典はiOS5に入ってます。iBooksで起動するのも難しくありません。それで、設定ファイルを作ってみました。iBooksのバージョンが変わると使えなくなる可能性があるので、用心してお使いください。
iOS5内蔵辞書を活用する辞書アプリが出ました



・まず、パソコンで下記plistをダウンロードしてください。
 BKDictionaryManager_LanguageToOrder.plist
 (Safariで直接開いた場合は「ページのソース」で保存)
iPhone/iPadをパソコンに繋ぎ、iExplorerを立ち上げます。
 http://www.macroplant.com/iexplorer/
 (参考:手持ちアプリのURLスキームを調べる方法 iExplorer
・「Apps>iBooksiBooks.app」のフォルダを開きます。
・ここに、先ほどダウンロードしたplistをドラッグ&ドロップ。
・上書きするか尋ねてくるので、そこはOKで。
つまり、BKDictionaryManager_LanguageToOrder.plistを書き換える方法です。結構リスキー。plist自体は、以前紹介したテクニックで作りました。辞書の参照順位を変更し、英和辞典が最初に顔を出すようになってます。
iBooksで最初から英和辞典が使える方法



まず、iBooksをタスクバーから消し、再起動してください。これで設定が有効になります。ibooks形式の電子書籍でも「辞書」で英和辞典が優先されます。英和辞典になければ、英英辞典に切り替わる。従来のepub形式でも同様。iBooksには、歴史的な文学作品が無料で公開されてます。辞書が使えるだけで、活用しやすくなるんじゃないでしょうか。
もし不具合が生じても、iBooksを再インストールすれば元の設定に戻ります。保存されてる電子書籍自体は別のエリアにあるため、一緒に消えたりはしません。とはいえ、アプリの改造に当たるのでご注意を。一番良いのは、アップルの日本支部が対応してくれることなんだけどね。


(追記)
iBooks Authorで電子書籍を作ってみて感じたこと | ブラックデザイン blog
ニューヨークの写真集がきれい


ここのibooksで気づいたんですけど、iBooksAuthorで作られた本は「英語」扱いなんですね。辞書を使ってみたら、国語辞典ではなく、和英辞典が立ち上がった。これはこれで困るなあ。ということで、plistも速攻で改造してます。国語辞典も出したい場合は、下記plistをお使いください。
 BKDictionaryManager_LanguageToOrder.plist