NebulousNotesをDraftPadの保管庫にしてみた

たぶんバグなんだと思う。DraftPadからDropboxにアップロードしたファイル。あるいは、Open Inで他のアプリに保存したファイル。DraftPadに戻そうとすると文字化けします。保存と読み込みで文字コードが違ってる様子。それで、この問題を解消する方法を考えました。


Nebulous Notes Lite 5.1 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: Philip Dhingra
有名どころですね。Dropboxを直接覗けるエディタ。多種の文字コードに対応し、ドラパからのOpen Inもきちんと拾う。しかも先頭文字列をファイル名とするので、中身の判別が簡単になります。「ファイル」という概念を捨てモードレスを目指すドラパと相性良い。書き上げた原稿を貯めていく目的に最適。
Dropbox対応iPad用エディタ Nebulous Notes



そんなわけで、残しておきたい文章はドラパからネビュラスへ。ネビュラスからドラパに戻すときは、箱ボタンの「Copy」を使い、ドラパでペーストすることになります。キーボードにカーソルやマクロを付けれるのがネビュラスの売りですけど、下書きはドラパ一択なので、敢えて使ってません。
DraftPadが自前でJavascriptをサポートしてるよ



その代わり、Markdownは使う。ブログのプレビューですね。どう表示されるか試すことができます。箱ボタンの「Preview markup」。リンダリンダ、いや、レンダリングで「MarkDown」を選ぶと整形表示されます。Markdownは、テキストファイルを装飾する簡易言語。HTMLに準拠しながら、複雑なタグを打たずに済むので、覚えると使いやすい。ネビュラスには、左下の「Copy HTML」でHTMLタグに変換する機能も付いてます。
iPadでホームページを作るMarkdownエディタ Nocs


それと、HTMLのレンダリング。scriptタグで挟めば、Javascriptで書いたプログラムを実行できます。個人で必要なプログラムを組んでおき、ここで呼び出せば使うことが出来る。例えば、下記のようなプログラム。

<script>

name = prompt("お名前は?", "");
alert("Hello! "+ name +"。どうぞ、よろしく");

</script>

これを走らせると、次の写真のように。

これが出来るんだったら、あなた、iPadは「パーソナル・コンピュータ」ですよ。個人的計算機。複雑な計算式でも、代わりに演算してくれる。プログラミング環境になるわけです。しかもcssに対応してるので、以前の縦書き青空文庫も、このネビュラスだけで実現しました。出来ること、多すぎ。

iPadのSafariを縦書きルビ付きにしてみた


(追記:2012/2/11)
Open Inのほうは、対応するアシストが出てました。

Title: Open In
URL: draftpad://openin/?encoding=utf8

これを使えば、ファイラー・アプリにテキストを保存しておけます。

iPadからDropboxのファイル管理 HayabusaReader