iPadでホームページを作るMarkdownエディタ Nocs

Dropboxに自分のホームページを持とう。


Nocs™ ― text editor with Dropbox & Markdown 1.8 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: WISD
Markdown記述対応のエディタ・アプリ。使いこなせば、凝ったデザインのサイトをDropbox上に作成できます。自分だけの秘密基地。Markdown、良いですよ。HTMLタグを覚える必要がない。シンプルな操作で編集でき、iPadだけで完結するのが魅力かな。
http://www.wisd.com/nocs/



新規ファイルを作成し、下記テキストを入力する。

#お気に入りリンク集
***
##検索
- [Google検索](http://www.google.co.jp/)  
- [Wikipedia](http://ja.wikipedia.org/wiki/メインページ)  
***
##ブログ
- [Jazzと読書の日々](http://d.hatena.ne.jp/wineroses/)  
***

Nocsは、これをWebページっぽく表示します。



こんな感じでね。悪くないでしょ? 4つくらい記述形式を覚えればOK。

 # :シャープは見出しになります。#の数を増やすと小見出し。
 - :ハイフンは箇条書きを示します。
 * :アスタリスクは強調ですが、3つ並べると区切り線に変わります。
 [タイトル](URLアドレス) :リンクの書き方はこの形式で。

改行したい場合は、半角空白を文末に2つ以上並べます。英語圏らしい発想だけど、見た目が綺麗に収まるのは確か。
とはいえ、そのままではホームページに使えない。htmlファイルに変更する必要があります。右上の箱ボタンから「Export HTML」。出来たファイルをindex.htmlにし、DropboxのPublicフォルダに保存すれば、どのブラウザでもアクセス出来るようになる。



アップロードするには、左上の「i」でファイル情報を開きます。ファイル名をタップし「index」に変えてください。次にdeviceをタップすると、Dropboxへのアップロードになります。アップされたファイルはローカルから消える仕組みになってます。とりあえずは、これで完成。



さらにデザインをカッコ良くするにはcssを使う。

body {
	font-family: Helvetica,
	 sans-serif;
	background-color: #fcfdee;
}

h1, h2, h3 {
	color: rgba(50, 12, 12, 0.53);
	text-shadow: 2px 2px 2px
	 rgba(75, 23, 23, 0.17);
}

table {
	background-color: #ffffff;
	border: 1px solid gray;
	margin-left: 10%;
}

tr, th, td {
	text-align: center;
	border: 1px solid silver;
	padding: 0.5em 1.5em;
}

今回使ってるのは、Nocsのデフォルトを改良したもの。「+」で新規ファイルを作ってから、上記コマンドを貼り付け、ファイル名を「styles.css」に変更します。リネームで拡張子も変えるには、ファイル名をタップした後、真下の「Show extention」をタップします。「styles.css」に変更し、DropboxのPublicにアップロード。見た目がさらにスタイリッシュになります。



アップされたindex.htmlのリンク先は、Dropbox純正アプリで調べてください。index.htmlを開いた状態でクリップ・ボタンを押せば、リンクがクリップボードにコピーされます。一度リンクを生成すればOK。
Nebulousも同じことが出来て多機能だけど、Nocsは圧倒的に分かりやすい。どちらを使うかはお好みで。
NebulousNotesをDraftPadの保管庫にしてみた