SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

日差しに春の成分が含まれてました。


http://youtube.com/watch?v=UYWwNP0FTIA
SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
1937(Larry Morey / Frank Churchill) 解説ページ


いつか私の王子様が現れる
いつか愛する人に巡り合う
ドキドキのハラハラものよ
だってずっと夢見てるもん


愛してる、って囁きながら
私にやさしく口づけするの
絶対に見つけ出してやるわ
この夢、必ず叶えてみせる


いつか私の王子様が現れる
私のこと迎えに来てくれる
どこか遠くのお城に住んで
いつまでも幸せに暮らすの


いつか春がやって来たとき
私と王子様は恋に落ちるの
鳥が鳴き、教会の鐘は響き
私の野望が完成するわけよ


Too Damn Hot
ロニー・スミス (2004/10/12)

Palmetto Records
音楽 - 264,838位
夢見る乙女の腹黒いラブソング。このディズニー映画の挿入歌をジャズにしたマイルスは凄いよなあ。アニメですよ、アニメ。子供向けの曲をスイングさせても、それが「代表作」となることは滅多にない。マイナーならともかくも、誰もが知ってる曲。それを、まだ見ぬ出会いを待ちわびる哀しみの唄としてスタンダードに仲間入りさせた。これを聴くと、春を感じます。
で、ハモンドオルガンの神様ロニー・スミス。1960年代にルー・ドナルドソンリー・モーガンと組んでハードバップを牽引して来た立役者です。鍵盤を押さえれば、スピリチュアルな異空間がたちどころに現れる(あ、「スピリチュアル」というのは黒人霊歌のことです。日本のヘンテコな占い師を思い浮かべないように)。ソウル・ジャズとも呼ばれる魂の共鳴。YouTubeでは太っちょジョーイに花を持たせてますけど、ジョーイ・デフランチェスコのオルガンでさえロニーから学んだもの。ロニーが少年みたいな笑顔を浮かべ、やたら楽しそう。
http://www.drlonniesmith.com/