DraftPadからNodebookに書き出すための方法

これさえあれば、iPadで大河ロマンが執筆できる!


Nodebook - 新感覚メモアプリ 1.1.1 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: TAITO SHINDO
執筆しないけど。でも、ちょっとした文章でも「外枠」から攻めると書きやすい。アウトライナー。文章の塊を並べ替え階層化することで、全体の流れを見通すためのアプリです。「3つの利点」と言いながら2つしか挙げてなかったとか、具体例の欠けてるところとか、そんなミスにもすぐ気づく。で、iPhone/iPadでやるならNodebookかな。
http://web.me.com/t.shindo/Nodebook/



さて、アウトライナーで面倒なのは、材料を仕込む過程。並べ替えは楽ですけど、そのためにはノードを作らないといけない。きっちり好きな人のツールなので、きっちりしてます。ちょっと骨が折れます。


DraftPad 1.5.5 App Store
対象デバイス: all
カテゴリ: 仕事効率化   価格: ¥0
販売業者: Manabu Ueno
そこで下書きにDraftPad。さすがアプリ界のドラえもん。だらだらと書いた原稿に喝を入れてくれます。アシストを組み合わせ、アウトライン用のフォーマットOPMLに変換し、Nodebookに転送する方法を考えてみました。

Title: OPML変換
URL: draftpad://self/web?source=<script>location.href=%22draftpad:///webdelegate?load=f%22;function f(x){t=x.t;s=x.s;s=s.replace(/(.+)\n/g,%22<outline text=\"$1\"></outline>\n%22);draftpad.replace(%22<opml><body>\n<outline text=\"%22+t+%22\">\n%22+s+%22</outline>\n</body></opml>%22,0,0);}</script>&t=<@L1>&s=<@L2~>

まず最初のアシスト。DraftPadの一行めを親ノード、それ以降を改行ごとに子ノードとして切り分けます。OPML形式はHTMLの傍系で、その正体はテキスト・ファイル。



二つめは転送用アシスト。NodebookのURLスキームは「nodebook:」なんですけど、オプションが分かりません。代わりにOpen Inを使うことにしました。

Title: Nodebookに転送
URL: draftpad://openin/?extension=opml

もしかしたら、他のアウトライナーも候補に出るかも。Nodebookを選ぶと、インポート画面になります。DraftPad-なんとか.opml というファイルをタップし、取り込みが完了。トップ画面にアウトラインが並ぶので、右上の「編集」を選び、ノードを選択しては「移動」という方法でアレンジを考えていきます。



書き出しは、親ノードを長押しし「Share」。メールで送信します。ここで他のアプリに転送できると面白いんですけどね。とりあえず、パソコン側で受信。MacのTreeで開き、「ファイル>書き出し」でテキストに戻せば「大河ロマン」になってるって寸法。
http://www.topoftree.jp/tree/


「なぜなら〜」「たとえば〜」「もしも〜」「だから〜」を順に用いて構成する方法
via:論文を上手くまとめるための「4つの言葉」 - ガジェット通信
論文を書くとき、この方法、面白いですよ。なたもだ。
それにしても、拡張子指定のOpen Inは夢が広がります。本来なら接点のないアプリ間に交互作用が起こる。一つのアプリで出来ることは予定されたことだけ。けれど組み合わせれば、そこに未知の可能性が生じます。ミシン台の上のこうもり傘、ってコレだろうな。