パナソニックから出たiPad用タングラム・アプリが面白い

タングラム自体は昔からあるパズルだけど。


Panasonic Doki Doki Tangram 1.0.2
カテゴリ:ゲーム,教育,教育,パズル
価格:無料 (Panasonic Corporation)
御台場に「リスーピア」という科学館があるんだそうです。パナソニックが運営してる、理数系人材開発センターというわけで、昨今の理系離れを面白そうな体験教材で食い止めようと。その科学館で人気の「ビッグタングラム」をiPadでも遊べるようにしたのがこれ。
http://panasonic.net/apps/jp/dokidokitangram/



真ん中の「ゲームスタート」で開始。時間制限ありなので、焦ります。



ブロックを、目的の形に合わせてはめ込んでいく。一問目は「ヨット」。操作性はいいですね。カチッとハマる。ハマったと思っても、そこが正解とは限らないから、後でハマらないブロックが出来てしまう。ハマらないから試行錯誤して、気づいたらハマってしまっていたという。そういうパズルゲームです。



中国の宋代、黄伯思が書いた「燕几図」が最初らしい。ただ文献で残っているのが、1742年日本の和算本「清少納言の知恵の板」。現在の組み合わせは、中国で1813年に出された「七巧図合壁」に基づくもので、これがイギリスに輸入されヨーロッパで流行している。かのナポレオン皇帝も、セント・ヘレナ島流しされたとき、このタングラムでお遊びになっている。由緒正しい時間潰しなのだ。