11月の曲

Trick of Treat!（2010年分はこちら）

BRIDGE OVER TROUBLED WATER 明日にかける橋
WORK SONG ワークソング
I CONCENTRATE ON YOU あなたに夢中

11月に入ると急に寒くなるから、ご注意。本来なら農閑期になり、勤労感謝の日あたりで豊作を祝い、家に籠って冬を越せばいいんですけど、現代は過酷。「あとの半年寝て暮らす」な生活が許されてない。「アリとキリギリス」のアリでさえ、冬はのんびり巣の中で休んでいた。ところが今は、働かないことを罪悪だと思わされてるんです。不思議ですよね。年中働くようになったのは、年中働く仕事が普及してから。「サラリーマン」という職種が、通常の職業としてチャートインしてからです。
たぶん、植木等の「無責任男シリーズ」が映画館で流れていた、戦後の高度成長期。そこから日本人の労働観がプロテスタンティズム化していく。「勤労」という言葉。GHQに神嘗祭を認めさせるため、「ほら、アメリカでも感謝祭をするじゃないですか。あれと同じですよ」と説明して、プロテスタントな意味づけをしてしまった。日本人はもともと働き者じゃないのに。冬くらい、ちょっと休ませてほしい。

http://m.youtube.com/watch?v=VBxAC4ywaJ4

Work Song
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さすが本家。かっこいい。いつも思うんですけど、ナットがお兄ちゃんで、キャノンボールは弟です。でも弟のほうがでかい。ワークソングを作ったのも、トランペットを吹いてるお兄ちゃんですが、弟のほうが態度がでかい。子供の頃、食卓での生存競争で負けてしまったのでしょうか。でもワークソングのかっこよさは誰にも負けない。がんばれ、お兄ちゃん。

http://m.youtube.com/watch?v=1P3WbnicKcU

ラジカル・ヒステリー・ツアー
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もちろん、歌詞も付いてます。歌ってるのはタモさん。タモさん、もともとジャズメンです。クレージーキャッツもドリフターズも、ジャズメンはみなコミックバンド化し、いつの間にかお笑い芸人になる運命にあります。気をつけましょう。でもタモさん、アナーキーを志向してるふりして、初めからコミックを目指してるような。

ああ、のんびりしたい。