iPhoneでSafari版DarkRoomが真価を発揮する3つの理由

ブラウザをエディタに変えてしまうブックマークレット


Safariが軽快なエディタに変わる、韋駄天版DarkRoomを移植しました - W&R : Jazzと読書の日々
まだ体験されてない方は、ぜひ触ってみてください。「タグなしでコピペするんだったら、カーソル移動もスライド方式が良いよなあ」と夢想したら、いつの間にか出来てました。早ッ!Safari版...
作ったときは「iPadじゃないと意味がないなあ」と思っていたんです。iPadはタブが使えるから、多面エディタとして独自性を生かせるだろう、と。iPhoneは切り替えが面倒。それくらいなら、別のエディタを立ち上げた方が早い。そう思ってたんですが、違いました。

javascript:editor="draftpad://insert?after=<@>";fontsize="14";color="lime";bgcolor="black";text="data:text/html;charset=UTF-8,<meta name=viewport content=initial-scale=1,maximum-scale=1><title>DarkRoom</title><body style=margin:0;background:"+bgcolor+";><textarea id=wine rows=999 style='border:0;width:100%;background:"+bgcolor+";color:"+color+";font-size:"+fontsize+"px;font-family:Hiragino Kaku Gothic ProN;' tabindex=2></textarea><input style=border:0;width:70;background:"+bgcolor+"; onFocus=document.execCommand('undo') placeholder=取り消す tabindex=1><input style=border:0;width:70;background:"+bgcolor+"; onFocus=document.execCommand('redo') placeholder=やり直す tabindex=3><script>var p,mode;document.ontouchmove=touchMove;document.ontouchstart=touchStart;document.ongesturechange=sendText;function touchMove(e){t=e.touches[0].pageX;if(t-p>4){wine.setSelectionRange(wine.selectionStart+mode,wine.selectionEnd+1);p=t;}if(p-t>4){wine.setSelectionRange(wine.selectionStart-mode,wine.selectionEnd-1);p=t;}}function touchStart(e){p=e.touches[0].pageX;mode=(wine.selectionStart==wine.selectionEnd)}function sendText(){location.href='"+editor+"'.replace(/<@>/,encodeURIComponent(wine.value));}</script></body>";window.open(text,"_blank");

ブックマークレットとして登録してください。フォントサイズ14px版。もちろん「bgcolor="black"」のところを「bgcolor="url(http://foo.com/bar.jpg)"」にすると壁紙対応。ホームページ用の壁紙を指定すると、カッコ良くなりますよ。



通勤中にiPod touchで立ち上げ、気づきました。ランドスケープで持ったとき、表示される行数が圧倒的に多い。アドレスバーが消える。ツールバーも消える。さらにフリック入力だと変換候補も左側に出るから、入力領域が広い。これはアドバンテージです。



ちなみに、Safariの検索はDarkRoom内の検索にもなるので、該当箇所がハイライトで示されます。そうなんです。DraftPad版にはない検索機能が簡単に出来るんです。
さらに、そこから検索をして別サイトに飛ぶことがあっても、履歴を遡るとDarkRoomの文章は消えていません。メモリ不足になるまでSafari上に残る。他のアプリを立ち上げ作業を終えてから戻っても、まだ文章がそのまま保たれています。結構強固。



そして、DarkRoomを複数立ち上げたとき。切替画面で見ると、プレビューが表示されます。確かにタブは使えないけれど、代わりにそれぞれの内容が、開く前に確認できる。こうしたインターフェースはあまり見掛けない。分かりやすいと思いました。ここまで使える要素があるなら、しばらくはホーム画面に追加して、常用に耐えるかのチェックだな。

反対に、二本指でエディタを立ち上げる機能は冗長ですね。段落選択のとき、二本指タップを使ってるんですが、誤ってエディタに転送することが何度かありました。これは削ってもいいかもしれない。今後、もう少し実害のない機能と置き換えるかもしれません。
Safari版DarkRoomはCloudClipと相性がよい