WWDC2013で気になったもの、それはiWork for iCloud

MavericksとiOS7の影に隠れていたけれど。


Apple – iWork for iCloud beta – Beautiful documents on the web.
iWork has always been the best way to be productive on the Mac. And iWork for iOS made it easy to cr...

ワープロ表計算。アップルの「オフィス」である iWork がWebアプリとして登場する。しかもベータ版については「もうすぐ」とある。これが気になります。



Microsoft Office はすでにWebアプリに移行しています。iPadから「PRESET」でSkyDriveにアクセスすると、画面が広く使え、まるで本当の Office のように扱える。

PRESET 1.0
分類: ユーティリティ,ビジネス
価格: 無料 (PRESSMAN Co.,Ltd)

iPadでMicrosoftOfficeを動かすなら無料で使える OfficeWebApps



これと同じことが Pages や Numbers でも出来るなら魅惑的。現状では iPadSafari から iCloud にアクセスは出来ません。けれど Downloads Lite を用いて Firefox10 のふりをすれば表示します。ということは iWork for iCloud も走る可能性が高い。

Downloads Lite for iPad - Download Manager 4.2.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Hian Zin Jong)

iPadからでもiCloud.comに入ることができました


Apple のサイトで見る iCloud版Pages や Numbers の表現力は美しい。これを iCloud 上で共有することで、どこでも編集の継続ができる。ターゲットが Windows なのは明白。Windows を使っている iPhone ユーザーに iWork を活用してもらうには、パソコンとの連携が不可欠になる。しかし、わざわざ Windows 用のソフトウェアを出したところで、大半のユーザーは買ったりはしない。それだと普及しない。
だとすれば、無料の Webアプリを提供することで敷居を下げるほうが早い。しかも Microsoft Office のデーターも読み込む。企業が iPad の導入を渋る理由に「Office が走らない」があるのでしょう。その難問を突破するカギが iWork for iCloud


Pages 1.7.2
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: \850 (Apple)

・・・と、ここまで書いて思ったけど、iPad には iWorkシリーズがあるんだから、わざわざ MobileSafari で使えるようにはしてこないなあ。ダメか。
Microsoft は、iPad版Office を出し渋ることでWindows8 に誘導したいんだろうけど、アップルからは「じゃあ、自前でやるからいいよ」と牽制した形かな。