DraftPadにMMLで歌ってもらいました RenoidSinger

ただでさえ万能エディタなDraftPadがさらに歌姫にもなりました。


iPadでボカロっぽいことが出来るWebアプリ RenoidPlayer
後で歌わせてみようと思う。フリーの音源ファイルを使い、ピアノロールに合わせて発声させるWebアプリ。iPadSafariで開いても動かすことができました。これはすごいな。ただ、タップでピアノロールを...
ボカロです、ボカロ。「初音ミク」に匹敵することがネット上で出来る。この素晴らしきRenoidPlayerに、楽譜を送り込むアシストを作ってみました。


DraftPad 1.6.2
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: 無料 (Manabu Ueno)

RenoidPlayerの引数 m がMMLを表しています。だから、DraftPadでMMLを書いてSafariを呼び出せば、歌ってくれる。アシスト自体は明快なものです。

http://www.g200kg.com/renoid/?m=<@>

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/ms9gaxb



んじゃ、MMLとはなんぞ? 実はこれ、楽譜をテキストで表現する方法。ドレミを「cde」で書きます。「c」が「ド」。コード表記と同じですね。「abcdefg」が音階を表す。シャープは「+」、フラットは「-」。1オクターブ上げるときは「>」、下げるときは「<」。音の長さは八分音符が基調で、四分音符にするときは「4」、十六分音符なら「16」を付けます。休止符は「r」。このルールでMMLを書いていく。空白は無視してくれるので、読みやすいよう、ところどころスペースを挿入するのが良さそう。

>c2r<bagf2r ga>c <b2ragfe2r



このMMLにカーソルを合わせ、アシストRenoidSingerを起動。するとSafariに転送され、綺麗な声で唄を歌ってくれるわけ。初めての起動だと、音声ファイルの読み込みに時間がかかるけど、キャッシュに残ってしまえば素速くなります。



ただMMLだけだと「アー」としか発声しないんです。でも、このMMLVOCALOID用拡張型。歌詞をひらがなで埋め込むことが出来るんです。きゃーきゃー。

らぃみつざむ>c2r<bagf2r あれみga>c れぃあもざた<b2ragfe2r

RenoidPlayerのページに解説がありますが、小文字の「ぁぃぅぇぉ」を使うと、一つの音符のうちでも音が変わる。パターンは限られてるけれど、表現の幅が広がります。


あと、パラメータをいろいろ変えたら「MakeLink」ボタンでリンクとして書き出すことができます。曲の素描を伝えたいとき、ちょっとアリですね。


(追記) 下記のアシストのほうが編集とかしやすいと思う。
DraftPadがミクさんみたいに歌うRenoidSinger(その2)