Textwellに「ファイルに保存」の機能を追加してみる SaveFile

定型文のストックにどうぞ。


Textwell 1.1.3
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \250 (Sociomedia)

本文をアクションに変換します。Textwellは「下書き」に特化したエディタなので、文章を残したい場合は他のエディタに保管することになります。これ、Textwellに文章を戻すのが面倒じゃないですか。よく使う定型文はTextwell内で完結したい。保存機能が欲しい。それでテキストをエンコードしておき、それを本文に貼り付けるアクションを作ってみました。

all="■.";
ins="◆.";
mode=(T.range.len)? 1:0;
command=(mode)? "insert":"replace";
head=(mode)? ins:all;
name=(mode)? T.current:T.line(1);
text=(mode)? T.current:T.text;
text=text.replace(/%/g,"%25").replace(/\\/g,"%5C").replace(/\n/g,"%0A").replace(/"/g,"%22").replace(/</g,"%3C");
src="content=\""+text+"\";\n\nT(\""+command+"\",{text:decodeURIComponent(content)});";
location="textwell:///importAction?iconTitle=Bookmark&translucent=true&title="+head+encodeURIComponent(name)+"&source="+encodeURIComponent(src);

登録リンクはこちら→ http://tinyurl.com/lxmddtm



SaveFileを実行すると、アクションの登録画面になります。本文の一行目がタイトルとなり、全文はソースに保管される。そういうアクションです。タイトルに「■.」マークが付きますが、これは後から「.」だけでアクションを絞り込む方便。右上の「保存」で保存。出来たアクションを実行すると、保存したテキストが本文に読み込まれる塩梅です。



ソースを覗くと、本文が変数contentに畳み込まれています。最小限のエンコードに留めたので、そのままでも元の文章が読める。訂正もソース上で簡単にできます。



範囲選択してからSaveFileを実行すると、その部分だけ変換します。作成されるアクションは挿入モードになります。実行したとき、追記形式でテキストを読み込みます。


Textwellの「変更履歴でテキストを管理する」という思想は好きです。DraftPadの頃から斬新に思っていました。「ファイル」という概念と決別している。大切なことです。ただ、まだ詰めが甘い印象がする。履歴検索をするアクションが欲しいし、クリアされる前の履歴だけリストアップする機能も欲しい。「クリアされる前」というのは文章が一度完成形になった状態なので、履歴の中でも特別です。それを絞り込む方法があるとヒストリー機能が生きるように思いました。