知ってた? iOS7のコンテキストメニューはスライドする

矢印ボタンが押しにくかったので。



iPod touchで内蔵辞書を呼び出そうとすると、外をタップしてメニューが消えてしまう。使いにくくてかなわんです。でも見掛けと違う動きをするのがiOS7。自分だったらどうデザインするか、ジョナサン・アイブになって考えてみましょう。ジョニーはスライド・ジェスチャ好き。そう、滑るのです。コントロールセンターもステータスバーのタップで済むことなのに、わざわざ下からスライドさせる。ならばコンテキストメニューも同じこと。



「コピー」あたりから左方向にスワイプ。指先で撥ねるように。するとメニューの続きが出てきます。iOS6もそうだっけ? スワイプは「コピー」に合わせるのを推奨。うっかり選択と取られても大きな事故にならない。「カット」や「ペースト」は復旧処理が大変。


ジェスチャー操作は「場所」と「時間」の組み合わせです。どこをどんな風に触るか。困ったことに、同じアップル製でもそれぞれに違う意味付けがされている。左にスワイプするとメモやメールでは「削除」。Safariも、タブのリスト表示で左方向が「削除」。合わせてある。ところがアプリスイッチャー(マルチタスク画面)では上方向が「削除」になっている。
もし「リストが横に並んだ場合は上方向が削除」というルールなら、写真アプリの「削除」もそうしてほしい。写真が消しにくいです。それに、カレンダーになると「削除」のジェスチャ自体がない。これは、アプリを作るチームで意志統一がされてないのかなあ。

  • iOS7にアップデートしたら最初に内蔵辞書をゲットしよう