iOS9のポップアップメニューに「共有」が増えて地味に素晴らしい

辞書は脳の拡張装置

Wikipanion 1.9
分類: 辞書/辞典/その他,教育
価格: 無料 (Robert Chin)

Wikipedia検索アプリは数あれど、使いやすさでWikipanion。
左ペインに目次が出るから、下位項目に飛びやすい。
URLスキームは下記形式をしています。

wplink://ja.wikipedia.org/wiki/キーワード


オイラーの定理って何だっけ?」

Textwell 1.4.1
分類: 仕事効率化,ユーティリティ
価格: \360 (Sociomedia)

文章を書いていると、知らない言葉を思いつくときがあります。
知らないのに、思いつくなんて不思議。
きっとどこかで気になって、頭の隅に入っていた。
ネットで調べても良いですが、Wikipediaに書いてありそう。
そういうとき、上記のWikipanionを呼び出します。

Import Textwell ActionWikipanion


使い方

カーソル行に単語を書いてアクションを実行します。
Wikipanionが開き、検索結果を表示される。
左上の「Textwellに戻る」ボタンのおかげで、
Wikipanion内をあちこち徘徊してからでも戻れます。


有機能でコピペができる

さて、ここからが本題。
iOS9では、選択範囲のポップアップに「共有」が付きます。
ということは、共有シートの「Add to Textwell」が使える。
選択範囲のテキストをTextwellに持ってくることが出来ます。
危険ですね。
コピペだけで、簡単なレポートが出来上がっちゃいます。


Evernoteからでも

選択範囲に「共有」が出るなら、アプリ連携の幅が広がる。
今まで仲間はずれになりがちだったEvernoteだって、
全文選択して「共有」を呼べば、別のアプリにデータを移せます。
蓄積したデータが息を吹き返す。
WikipediaEvernoteのコピペだけで論文が一本作れるわけ。


まとめ

iOS8でもポップアップに「共有」が付く場合はありました。
でもそれは作者さんが意識的に組み込んだ場合であって、
通常は「コピー|全選択|辞書|ユーザ辞書」の4項目だった。
今回「共有」が増えた意味は大きい。
というか、ここからWorkflowも呼び出せるじゃないか。
あ、なんか閃きかけたぞ。