EvernoteにMarkdownはMatchaでどうだろう?

宇宙が冷えて露が滴る。


Evernoteのフロントエンド

Marxico - Markdown Editor for Evernote
The following documents will be deleted locally:Please choose a destination ...

MarxicoはEvernoteに書き込むためのWebアプリ。Markdownを使い表現力豊かなドキュメントを書くことが出来ます。確かに便利ではあるけど、Webアプリゆえの不安定さは否めない。開くまでに時間がかかるし、オフラインで作業を継続できない。ツールとしては今ひとつです。でもそれはMarxicoのせいではなく、Evernote本体がMarkdownをサポートすれば良いこと。黎明期ならともかく、独自フォーマットにこだわるのは解せません。


Markdownエディタ

Matcha - Writing App & Text Processor 2.0.4
分類: 仕事効率化,ビジネス
価格: \240 (InterAre, PT)

Markdownフォーマットの文章を作成するには、iPhone/iPad用としてMatchaがあります。よくあるMarkdownエディタとは違い、WYSIWYGで編集します。記法を覚えずにMarkdownを扱える利点がある。表を書くときも作表エディタがあり、枠に文字を書き入れるだけで済みます。これで下書きしEvernoteに書き出せれば、素敵じゃないですか。


Evernoteに出力

MatchaにはHTML/Markdown/PDF/RTFの出力があります。キーボードを閉じ、共有ボタンからOPEN INを選び「HTML Code」をタップすると共有シートが出てきます。ここに「Evernote」がある。これを選べばHTML変換されたテキストが転送されます。


Evernoteでの表示

Matchaの段階では素のHTMLタグも、Evernote上では解釈されて表示。Webクリップしたサイトみたい。カメラロールの写真も取ってこれるので、出来ることがいっぱい。


MatchaLinker

SafariからMatchaにURLアドレスを転送するブックマークレットです。これがないと、本文中にリンクを埋め込むことが出来ません。ファイル名は「draft.md」の決め打ちをしています。draft.mdに下書きを書いていく前提なので、もし違うファイルの場合はコピペで対応してください。Markdown形式のリンクがクリップボードに入ります。

javascript:location="matcha://append/draft.md?text=- ["+encodeURIComponent(document.title)+"]("+location.href+")";


まとめ

Evernoteが華やかになる。簡単なメモならプレーンテキストで構わない。でも、少し長めの文章ではメリハリが欲しくなります。写真を貼ってタイトルとコメントを付ければ、Evernoteが「旅日記」っぽい。記録を書く楽しみが増えるんじゃないかな。