モブログの画像はGyazoに任せ、文字はTextwellで捌く

最近ここのブログはGyazo経由で画像を貼っています。フォトライフより手軽ですね。手順が最適化されてきたので、一旦まとめてみます。


Textwell用アクション

Gyazoの画像リンクをTextwellで取得するアクション
Scrapboxの画像方面。無制限に写真をアップロードできる共有サービス。無料ユーザは最近の10枚しか表示できませんが、貼り付けて仕舞えばずっと使える。確かにブログのスクリーンショット置き場に最適です...

以前のアクションはGyazoカメラを起動するか尋ねていたのですが、使っているうちに「不要」と気づきました。iPhoneだともっと簡単な方法があります。写真アプリに埋め込まれていたのです。アップロードは別に用意しなくても構わなかった。

それで、画像リストを開くだけのアクションに変更しました。

Import Textwell ActionGyazo


画像への注釈

スクリーンショットに文字や矢印を入れるのは、今もSkitchを使っています。Skitchは写真アプリの編集モードから入ります。純正の文字入れ機能「マークアップ」もあるのですが、使いにくい。Skitchの使い方は以前の記事を参照ください。


アップロード

Gyazoカメラがインストールされていると、1枚ずつ写真アプリから直接アップロードできるようになります。対象の画像を選び、アクティビティを開くと「Gyazo」があります。Skitchで加工してからすぐ送信。作業がカメラロール内で完結します。


貼り付けかた

TextwellでGyazoアクションを起動し、対象の画像を開きます。

内蔵ブラウザを終了すると「Link / Image」のメニューが出てきます。LinkはScrapbox記法のURLアドレスで、Scrapboxに貼り付けるならこちらが便利。ImageのほうはHTMLのimgタグになります。ブログに貼り付ける場合はImageを選んでください。

URLアドレスに /raw を付けると画像が出るけれど、今回はそれを使っていません。単純にDOMを検索する方法で画像アドレスを抜き出しています。


まとめ

Gyazoカメラ - 写真をURLで即シェア! 3.2.0
分類: 仕事効率化,写真/ビデオ
価格: 無料 (Nota Inc.)

Scrapboxに書き込むときも同様です。Textwellで下書きし、写真資料を貼り付け、Scrapboxに転送する。Scrapboxにリンクがあれば、長押しで保存できるので、カメラロールに戻すことができます。アドレスから直接Gyazoの管理画面を開くこともできるので、「最近の10枚」の制限を超えて削除やコレクション分けができる。いろいろ重宝します。

画像は鳥瞰です。一瞥で全体像を伝える。そうした働きがあります。人間は樹上から地上に降りたとき、視覚が大きく発達しました。樹上では周囲が葉の茂みに閉ざされ、視界が狭い。哺乳類にとって嗅覚が環境情報を嗅ぎ取る一番の手段でした。でも草原には視野を遮るものがなかった。広大なサバンナで餌や敵に気づくには、もはや嗅覚や聴覚ではなかった。

そのため人間は「視覚」に騙されやすいハンディを負っています。ベン図や折れ線グラフを見せられると「わかった感」が先行する。餌には飛びつくし、敵からは逃げる。反射的な行動がセットになっています。視覚に突き動かされ、そして言い訳をする。

図表やイラストが散りばめられたテクストは要注意です。一度、画像を言葉に置き換える手続きが必要。図表には「ムリ」が隠されていますから。